あわにゃん日記

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なぞなぞ

皮膚科のポリクリ5日目。
今朝は8時半に病棟へ行き、一昨日同様、朝9時から教授外来を見学した。
また3時間立ちっぱなしだにゃー。
つぁはぁ〜。


セトヤマ教授の外来は、「患者を診る→患者が帰る→その患者さんの病気やそれに関する重要なことを学生に教える→話がそれて少し雑談→次の患者を診る→・・・」の繰り返しだ。
今日は雑談で、班員のアゴーくんの「吾郷(あごう)」という苗字の話になった。
「島根に多い苗字で、歴史がある苗字なんだ。」と教授。
へぇー、先生、詳しいですね!


「俺は歴史が好きだから。」と教授。
若い頃は野球などスポーツを見るのが好きだったが、歳をとって、NHKの歴史番組などが好きになったらしい。
「みんなも歳をとっていくと、動くものから動かないものへとだんだん趣味が変わっていくんだよ。」と教授。
へぇー、動かないものかぁ。


「そして、最終的には、大きな石を見て『いいなぁ』と思うんだ。石を愛(め)でるってやつだな。」と教授。
・・・石っすか!?
歴史番組が好きになるってのは何となく分かるけど、石を愛でる気持ちってのは全然分からないにゃー。
って、40年後、俺も石を愛でてたりして・・・。
だはー。


そんな感じで午前は教授外来があり、午後は回診・入退院カンファレンスがあった。
それらが終わった後、今日もまた包帯交換を手伝った。
聞くところによると、包帯交換の手伝いは本当に助かっているらしく、「この班はよく手伝ってくれる」とウチの班は先生たちの高評価を受けているらしい。
今日は、「いつもありがとう。これでみんなコーヒーでも飲んで!」と、先生が千円札をくれた。
だはー。


と言うわけで、もらった千円札を片手に、数人で1階の売店に買い出しに行った。
7階で待ってるアオヤマくんのために、幼稚園児や小学校低学年が買うようなガムを、俺は選んだ。
そして7階に戻り、それをアオヤマくんに渡した。


ちょっとしたリアクションを見せた後、ガムの箱を開けるアオヤマくん。
そのガムの包み紙には、1枚1枚になぞなぞが書かれていた。
その包み紙をじっと見て、しばらく悩んだアオヤマくんは、「アワヤさん、これ分かりますか?」と俺に見せてきた。
ん?
なぞなぞが分からないの?


なぞなぞ「交差点のまわりにできる『まち』ってなあに?」


うーん・・・。
あ、分かった、「信号待ち」だ!
って、ざっけんな!
これ、簡単過ぎるだろ!
おまえ、こんなのも分からなかったのかよ!


すると、「アワヤさん、スゴイですね! 僕、なぞなぞしたことないんですよ。」とアオヤマくん。
・・・え!?
・・・なぞなぞをしたことがない!?


って、ざっけんな!
戦後生まれで、そんな奴がいるのかよ!
おまえ、一体どんな幼少時代を過ごしてきたんだよ!
ぷぷぷっ!