今日も夕方に起きた。
しばらくして、腹が減ってきたので、ナカマタにメール。
今日こそ、お好み焼きを食うにゃー!
昨日のリベンジにゃー!
ナカマタを助手席に乗せ、真っ直ぐ「かっちゃん」に向かった。
今日やっとお好み焼きが食えると思うと、ドキドキした。
見えてきた、「かっちゃん」の看板。
よし、今日は営業してるぜ!
おっけーおっけー!
そして、店内に入った。
土曜日だからであろうか、超満員で座るところがなかった。
でも、こんなことでは負けない。
じっと立って席が空くのを待った。
10分後にやっと席が空き、お好み焼きを注文。
そして、待つこと20分、遂に広島焼を食った。
うまぁぁぁー!!
腐っていた俺の身体のあらゆる細胞が、一気に息を吹き返したような気がした。
満足し、帰宅。
ナカマタも一緒に俺んちに帰宅。
数時間、ナカマタと遊んだ。
その後、「そろそろ勉強してください!」とナカマタ。
あ、そう言えば、来週再試だったにゃー。
お好み焼きの余韻を楽しんでいたら、忘れちゃってたにゃー。
だはー。
深夜0時から、勉強を開始した。
なぜかナカマタも一緒に勉強を開始した。
彼ら2年生も、来週生化学の試験があるらしい。
おっけーおっけー。
だが、1時間ぐらい経って、ナカマタは隣の部屋へ向かった。
ん? 休憩かな?
気にせず教科書を読んでたら、ナカマタの寝息が聞こえ始めた。
ちゃんとベッドに横になって、毛布もちゃんと掛けて、寝る気満々じゃねーか!
ざっけんな!
ナカマタが寝てるのを見たら、俺も横になりたくなった。
やっぱ、1時間もイスに座ってると疲れたにゃー。
だはー。
ソファーに横になり、テレビをつけた。
NHKの衛星放送で、アフリカのムリキというサルについて特集していた。
このムリキという動物は、一生のほとんどを樹の上で過ごすらしい。
枝から枝へ渡って移動し、まるでサーカスのようだった。
ムリキは大きな群れで暮らしているにもかかわらず、日本のサルみたいに食べ物や繁殖相手を巡ってケンカすることも無く、群れの中での優劣の順位も全く無いらしい。
平和で平等なサルなんだな。
好感持てるにゃー。
だはー。
そんなムリキの映像に夢中になっていたら、部屋にミムさんが突然入ってきてビックリした。
ビビらすんじゃねーよ!
1回くらいピンポン鳴らせっつーの!
毎回気付かれないように入ってくるの、やめろっつーの!
ざっけんな!
勉強しに来たのかと思ったら、ミムさんは今日、学校で勉強してきたらしい。
結局、一緒にムリキの番組を見て、その後ゴルフゲームをして去っていった。
ざっけんな!
遊びに来ただけかよ!
うーん、今日もほとんど勉強しなかったにゃー。
自分の無力さを感じるにゃー。
無力(ムリキ)だにゃ。
なんちって。
だはー。