あわにゃん日記

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禁じ手

俺は大学に入学して以来、ずっとインターネット上で日記を書いてきた。
2002年4月〜2005年6月まで、自分のホームページで日記を書いていた。
日記を2ヶ所で書くのは大変で、そのホームページはもう閉鎖してしまったんだけど・・・。
だはー。


人に見られる日記を長い間書いていると、「こういう日記は絶対書いちゃいけないな」というのが身に染みてよく分かる。
俺が一番気をつけるのは、「自分にしか分からない日記」を書かないようにすることだ。
面白さが他人に伝わらない日記や、秘密の部分が多すぎる日記などがそれに当てはまる。


たとえば、「ミヨシアラランを映画に誘ったけど、『2人だけで行くのはちょっと・・・』って断られた」ということが、その日にあったとしよう。
そんな話を俺にした日には、ミヨシは当然、「日記に書いたらダメだよ」と言う。
だが、そんな日に限って、他に書くことはないものである。


そこで俺は、オブラートに包んで書こうと試みる。
俺の日記は大学関係者ばかり見ているので、かなり分厚いオブラートに包まなければならない。
すると、
「誰かは言えないんだけど、今日ある友達が好きな子を映画に誘って断られた」だの、
「詳しくは言えないんだけど、ミヨシが今日は恋で凹んでいた」だの、
つまらない日記ができあがる。


読者が「もっと知りたい」と思うけど、それ以上知ることができない日記は、イライラが募るだけで何も楽しくはない。
読者をイライラさせるくらいなら、何も書かない方がマシだ。


あ、この例は一応フィクションなので、信じちゃダメにゃー。
たとえ事実であったとしても、かなり昔のことなので、忘れてくださいにゃー。
口が滑ってもミヨシに、「あわにゃん日記に書いてあったよ」なんて言っちゃだめにゃー。
だはー。


ところで、今日はある女の子とメールをした。
詳しくは言えないんだけど、友達の友達的な人で、顔も知らない人だった。
詳しくは言えないんだけど、ちょっとその人が俺に用があったらしくて。
詳しくは言えないんだけど、知らない人とメールするのは初めてだったので新鮮で楽しかった。
詳しくは言えないんだけど、知らない人にネコ言葉は使わないでいようと思ったのに、ついつい使っちまったにゃー。
だはー。


ん?
読者の皆さんから言いたいこと?
はいはい、どうぞ!
じゃ、ご唱和くださいにゃー。


はい、せーのっ。

ざっけんな!!