あわにゃん日記

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短冊

7月から研修医が3人→2人になり、1.5倍忙しくなると思っていた。
しかし、6月いっぱいで去った研修医2年目の先輩(女性)が去り際に、「10人でもいっぱいいっぱいなのに、1年目に15人ずつ担当させるのは無理があると思います」と病棟医長に進言してくれたおかげで、受け持ち患者数は6月と同じレベルで留まっている。
「これ以上忙しくなったら、リアルに医療事故起きちゃうんじゃね?」と思っていたので、助かったにゃー。
だはー。


というわけで、今日も朝8時半から仕事へ行った。
ケモ(化学療法)を2件やり、10人弱の担当患者に会い、それぞれのカルテを書いて、色んな雑用もやり、昼2時頃に帰った。
土日はもはや、仕事をするのが当たり前。
「少し楽な平日」みたいになってしまったにゃー。
だはー。


話は変わるが、病院でよくあるイベントだけどなかなか慣れなくて、いつも焦ってしまうことがある。
それは「患者の病室が変わる」というイベントだ。
今日も、いつもどおり80代半ばの爺ちゃんの個室病室へ回診に行った。
すると、そこにいつもの爺ちゃんはおらず、荷物はすべて片付けられており、ベッドのシーツも新しいものに変わっていた。
ただ、病状が安定してきて、個室から4人部屋に移動しただけだったのだが、「いなくなってる! えっ!? 亡くなったの?」と一瞬思ってしまった。


って、ざっけんな、俺!
勝手に死んだことにしてんじゃねーよ!
よくあるイベントなんだから、早く慣れろよ!
担当医なんだから、本当に亡くなるときは真夜中でも呼び出されるし!




医者になって3ヶ月。
幸いなことに、まだ自分の患者が亡くなるという経験はない。
医者をやってる限り、いつかは必ずその経験はするのだろうけど、俺はいつまでもその日が来ないことを祈っている。
そうだ、七夕の短冊にでもその願いを書いておくか。


って、ざっけんな!
忙しい間に、いつの間にか七夕終わってんじゃねーか!
おまけに、大学同期の親友・ミヨシの30歳の誕生日(7月8日)も終わってんじゃねーか!


・・・ま、ミヨシの方はどうでもいいや。
だはー。



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