さて、結婚式の浮かれた気分は捨てて、今日からは再び受験生。
今日からチンプンカンプンの産婦人科の勉強スタートにゃー！
おっけーおっけー！
産婦人科は、基本からさっぱり分かってなくて、それなのにあんまり勉強する気も起らなくて、これまで極力避けてきた超苦手科目だ。
でも、国試ではかなりたくさん出題されるので、勉強しないわけにはいかない。
こないだ受けた模試も、産婦がかなり足を引っ張ってたもんにゃー。
そろそろ、マジメにやんなきゃにゃー。
つぁはぁ〜。
しかし、俺が今日から産婦人科を始める理由は、それだけではない。
一昨日、ミヨシの結婚式で伊丹空港（大阪）まで飛行機に乗ったけど、その行きの飛行機が、なぜかウチの大学の産婦人科のお偉いさん方と同じ便だった。
きっと、大阪あたりで学会でもあるのだろう。
宮崎空港内で准教授と思いっきり目が合ってしまい、思わず会釈したら、「学生か医者だろう」とすぐに理解してくれたらしく、笑顔でうなずいて下さった。
あの准教授には、ポリクリの回診で質問攻めに逢ったから、今でも少しビビっちゃうにゃー。（→2009年4月27日の日記参照）
だはー。
機内では隣の席じゃなかったので安心して、伊丹空港到着後、俺は先生方の前から早々と姿を消した。
よし、これで、一件落着にゃー！
・・・。
・・・・・（24時間経過）。
って、ざっけんな！
帰りまで同じ飛行機かよ！
大阪―宮崎間なんて、1日に16便もあるのに！
つぁはぁ〜！
これは、「そろそろ産婦人科の勉強しなきゃヤバいよ！」という神のお告げだと思った。
と言うわけで、今日の産婦人科スタートに至ったわけである。
だはー。
初日の今日は、取りあえずビデオ講座で勉強した。
そんな中、昼2時頃、突然、携帯電話が鳴った。
ん？
この番号は・・・学務課！
つぁはぁ〜！
学務課からの電話は嫌なことしかないので、一瞬出るまいか迷いつつも、仕方なく電話を取った。
すると、学務課の女性が「アワヤさんですね？ 卒業試験の再試の結果が出ましたので、お伝えします。」と言った。
げげっ！
そうか、先週金曜日に再試が終わり、全ての結果が出たのか！
って、卒留が決まって、国試が受けられなくなったらどうしよう・・・。
いや、2外科と泌尿器科の再試はイマイチだったけど、60点（合格点）を切ることはないはず・・・。
とか似たようなことを言いつつ、本試では学年1人だけ内科学Bを落としたっけ・・・。
って、ざっけんな！
急激に緊張してきたし！
・・・。
・・・・・・（ドキドキ）。
学務課の女性「アワヤさんは『合格』でした！」
ぬおー！
やったー！
これで、卒業決定！
医師国家試験の受験資格獲得！
おっけーおっけー！
3年前、放校になりかけたときは無理かと思ったけど、この俺も卒業する日が遂に来たんだな。
放校の危機に瀕した2年間も、卒試で1人再試が決まったときも、諦めなくて本当に良かったにゃー。
だはー。
ん？
「研修医・国試落ちてニート・卒留して2回目の6年生」という春からの3択が、2択に変わっただけ？
って、ざっけんな！
分かってるし！
9年かけてようやく卒業できるんだから、少しは喜ばせろよ！
だはー。
