あわにゃん日記

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再試持ち

今年度の最終的な目標は「医師国家試験合格」だが、「医学部卒業」の許可が得られなければ、その受験資格は無い。
と言うわけで、妻子持ち・・・じゃなくて再試持ちの俺は、本試終了後3週間をずっと再試の勉強に費やしてきた。
まずは何としてでも「卒業」にゃー!
だはー。



本試終了からわずか4日後、1つ目の再試だった。
人生初の「1人再試」なので、少しドキドキして試験教室へ入った。
すると、感染症膠原病内科の先生が既に1人いらっしゃっていて、「キミがアワヤくんですか?」と言われた。
はい、俺です・・・。


俺1人のためだけに、立派な大人1人が試験監督に駆り出されているを見て、とても申し訳ない気持ちになった。
「本日はお忙しいところ、どうもすみません。」と、思わず謝ってしまった。
すると、「いえいえ、気にしなくていいですよ。アワヤくんの方が、今、大変でしょうから・・・。」と優しい先生。
試験開始時刻まで5分くらい時間があったので、そんな感じで先生と穏やかにトークして過ごした。
って、なんなんだ、この和やかな空気!?
全然、試験っぽくねえな!
ぷぷぷっ!


肝心の試験の方は、1ヶ月前に受けた本試と大半は同じ問題だった。
やはり、たった1人の学生のために、新たに何十問も問題を作るほど、教授もおヒマじゃないらしい。
試験監督の先生を長時間拘束するのが申し訳なかったので、急いで終わらせた。
多分、80点くらいは取れたはずにゃー!
おっけーおっけー!

  • 2010年11月16日(火) 3内科(内科学B)

「1人再試」となってしまった原因の科目であり、今回の再試の中で、最も恐れていた科目だった。
本試では確実に学年最低点を取ってしまったわけだし、
1つの科と言っても、範囲は「神経・呼吸器・内分泌・代謝」の広範囲だし、
本試がマークシートだったのに対し、再試は「全て記述式でやる」と予告されていたからだ。
ってことは、確実に本試と同じ問題は出ないってことか・・・。
つぁはぁ〜。


と言うわけで、再試までの2週間、かなり危機感を持って勉強した。
そして、不安なまま迎えた試験日当日・・・。
学生一人ぼっちの肌寒い教室で、俺が試験官から半笑いで手渡されたのは、A3の紙たった1枚!
問題文も1つだけ!


「あなたがこれから臨床医になる上で、神経呼吸器内分泌代謝学を学ぶことの有用性を書きなさい。」


ぬおー!
ざっけんな!
作文かよ!
2週間、あんだけテンパって勉強したの、何だったんだよ!
卑猥な語呂もいっぱい作って、暗記しまくったのに!
つぁはぁ〜。


先生の優しさが感じられる試験でホッとしたような・・・、勉強したことが発揮できなくて残念だったような・・・。
ま、落とされることは無さそうだし*1、今回勉強したことはきっと国試でも役立つだろうし、良かったにゃー。
だはー。

  • 2010年11月17日(水) 2外科(外科学B)

2週間のうち、4分の3くらいを3内科の再試勉強に費してしまったので、2日連続となるこの試験はキツかった。
本試と似たような問題が多かったが、選択肢を微妙に変えられてたりして、解答に悩むことも多かった。
手応えは、70点くらいかにゃ・・・?
大きなミスが無ければ、大丈夫だとは思うけど・・・。


でも、結局、真面目に臨んで一度落ちてる科目だから、自信は無いにゃー。
取りあえず、これまでの再試と違って、4人も再試仲間がいて、嬉しかったにゃー。
だはー。




と言うわけで、卒業試験の再試は終了した。
いや、本当は12月3日に「泌尿器科」の再試が残っているが、国試にはあんまり出ない科目なので、そんなものに時間をかけてるヒマはない。
本試では85点を取った科目だし、「本試&5年のポリクリで配った問題を復習しといて下さい」という「出題予告」もあったし、一夜漬けで充分だと思う。
だはー。


さて、明日から何しようかにゃ?
卒試は簡単だから合格できたけど、実は最も苦手な「産婦人科」か、
国試でたくさん出題されるけど、まだほとんど勉強してない「公衆衛生」か、
やりっぱなしで放置している、「模試の復習」か、
ナメてるととんでもないことになる、「必修問題対策」か・・・。
って、やるべきこと、多過ぎだにゃー!
つぁはぁ〜。


そんなことより、9月終盤からずっと卒試で疲れたから、久しぶりに廃人生活したいにゃー。
って、ざっけんな、俺!




*1:卒留させる気がゼロだからこのような問題にしたんだろうけど、「もし『有用性は無い』と書いたら一体どうなるんだろう? 落とされるのかにゃ?」と変な興味が湧いてしまった。だはー。