整形外科のクリクラ9日目。
今日は手術日なので、朝8時過ぎから手術室へ。
1件目の手術が、昼3時前までかかった。
6時間あまりずっと立ちっぱなしで、フラフラになってしまった。
つぁはぁ〜。
遅い昼食を取り、また手術室へ。
1件目と同時並行で行われていた2件目の手術は、俺が行ったときにはもう最後の縫合の段階だった。
と言うわけで、30分程度で終わった。
おっけーおっけー！
今日は全体カンファレンスがあるので、その後も学生控え室で待機していた。
ようやくのんびりした時間が訪れたときに、ふと思った。
「今日は、日記のネタが皆無だ・・・」と。
つぁはぁ〜。
学生控え室には、6年生3人、5年生5人、留学生（フランスの医学部3年生）がいた。
そこで、野球部後輩で5年生のシンクローに、「今日、日記のネタが無いんだけど、何かちょうだい！」と言ってみた。
すると、「任せて下さい！ ウチの班には、面白い子がいますから！」とシンクロー。
そして、シンクローは、彼と同じポリクリ班で読者のムラカミさんを呼んでくれた。
シンクロー「ねえ、ムラカミさん、ちょっと僕とお話しようよ！」
ムラカミさん「えー、ちょっと今、レポート作成で忙しいんですけど・・・。」
シンクロー「レポートと僕とどっちが大事なの？」
ムラカミさん「もちろん、レポートです。」
ぷぷぷっ！
おまえ、完全にナメられてるな！
シンクローは1留してるから、彼女から見れば先輩のはずなのに！
俺の日記へのネタ提供のためか、その後もしつこくムラカミさんに絡むシンクロー。
その結果、なぜかシンクローがムラカミさんに、売店で何かオゴってあげるということになった。
すると、それを聞いた他の5年生たちが、「なんでムラカミさんだけなんですか！ 俺にもオゴって下さい！」と言い始めた。
「僕も！」「私も！」と、次々と手を上げる5年生たち。
俺たち6年生3人も、流れに乗って、手を挙げた。
そのとき、俺は衝撃の光景を見た。
流れに乗って、なんと留学生のフランス人女性まで、手を挙げたではないか！
って、ざっけんな！
おまえ、日本語分からないくせに、手を挙げてんじゃねーよ！
ぷぷぷっ！
話の流れも分からないのに、空気を読んで手を挙げた留学生がとても面白かった。
美しいオチだったにゃー！
留学生さん、日記のネタ提供、ありがとー！
シンクローも・・・、まあ、ありがと。
だはー。
その後、他のグループの手術が長引き、今日のカンファレンスは無くなった。
代わりに明日の朝に行われることになった。
って、いつもより早起きしなきゃいけなくなっちゃったにゃー。
つぁはぁ〜。
