あわにゃん日記

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盛りだくさんの1日

臨床倫理学クリクラ4日目。
昨日までは教授がお忙しくて短縮されていたが、今日は初めて正規の時間での実習だ。
と言うわけで、朝9時、倫理学の教室へ行った。


午前中は、昨日まで考えてきた症例に関する新たなビデオを見た。
そのビデオを見終わった後、「1人ずつ感想を言ってもらおうかな?」と教授。
自分の意見を述べるのが下手な俺は、こういうときかなりテンパる。
うーん、何を言ったらいいんだろう?
つぁはぁ〜。


結局、俺は、かなり内容の薄っぺらい感想を述べてしまった。
他の6年生はと言うと、5人とも立派な感想を述べていた。
うーん、何だろう、この差は。
意見を述べる能力以上の差を感じるにゃー。
俺って、真剣に考えてるつもりでも、実は薄っぺらいことしか考えてないのかにゃ?
つぁはぁ〜。


そんな午前中は11時半に終わり、「腹減ったにゃー」と思ってたら、「今日は天気も良いし、俺がメシに連れてったるわ!」と教授。
マジっすか!?
わーい!!


と言うわけで、教授の車(7人乗り)に全員乗せていただき、東南アジア系エスニック料理の店(ハロハロ)に連れて行ってもらった。
教授の楽しいお話を聴きながら、楽しくランチをいただいた。
うーん、素敵な教授だにゃー!
ごちそうさまでしたにゃー!
だはー。


午後は、軽く教授のレクチャーを受けた後、昼2時50分から教授が2年生の授業を行うので、教授と一緒に2年生の教室へ行った。
「白衣を着て、下級生に憧れを持ってもらおう(笑)」と教授がおっしゃるので、俺たちは久々に白衣を着て、2年生の教室の一番前で90分の講義を受けた。
この教室で再び講義を受ける日が来るなんて、思ってもなかったにゃー。
だはー。


2年間もいたこの2年生の教室は、たくさんの思い出がある。
今日座った位置は、ちょうど試験のときの俺の席の近くだったので、主に試験の思い出が蘇ってきた。
・・・。
・・・・・・。
って、ざっけんな!
悲しい思い出ばかりじゃねーか!


講義が終わり、学生は一足先に倫理の教室に戻った。
5分くらい経って、教授も戻って来た。
すると、教授は俺に言った。


教授「講義の後、2年生に、『今日来てた6年生の中に、アワヤさんがいましたよね?』って聞かれたわ! ブログのファンらしいで! 『来週も来るから楽しみにしとき』ってゆうといたわ(笑)!」


って、ざっけんな!
2年生にも読者がいたのかよ!
来週の講義では、2年生の前で6年生が話さなきゃいけないらしいけど、なんか照れるじゃねーか!
って、そんなことより、俺のブログの存在を教授にバラしてんじゃねーよ!
ざっけんなー!!


その後、夕方4時半から、緩和ケアチームのカンファレンスに出席した。
緩和ケアチームは、精神科のフナハシ先生(野球部先輩)、麻酔科の先生、看護師、栄養士、ソーシャルワーカー、そして我らが倫理学の教授など、各方面の専門家によって形成されたチームだ。
そのチームが、性格的・精神的・経済的・家族関係など、様々な問題を抱える終末期の患者に対して、どう対応してあげるべきかを各患者ごとに話し合う場である。
初めて出席した6年生もいたけど、俺は麻酔科のポリクリ&精神科のクリクラでも来たので、今日で3回目だ。
前と同様、1時間あまり、数人の患者さんに関する議論を聞いた。


夕方5時半過ぎ、「今日の患者さんは以上ですね。」と司会のフナハシ先生がシメにかかり、「やっと帰れるにゃー!」と思った。
今日は初めて終日の実習で、しかも内容が盛りだくさんだったから、かなり疲れていた。
すると、ここで予期せぬ事件が起こった。
「連絡事項はありますか? ・・・××先生は何かありますか? ・・・△△先生は何かありますか?」と言っていたフナハシ先生が、最後に衝撃的なことを言ったのだ。


フナハシ先生「・・・アワヤくんは、何か質問がありますか(笑)?」


って、おい!
6人も6年生がいる中で、ピンポイントで俺かよ!
まさか、俺に話を振られるなんて思ってもいなかったし!


「ありません(笑)!」と即答すると、「えー! 1時間以上も聞いてて、何もないの(笑)?」とフナハシ先生が周囲の笑いを誘ってくれた。
「いきなり過ぎるよな(笑)!」と倫理学の教授も笑っていた。
いやー、こんな場で俺1人をイジってもらえるなんて、嬉しいにゃー。
これが野球部なりの愛情表現だにゃー。
だはー。