歯科口腔外科のクリクラ14日目。
今日も学校へは行かず、昼まで家でゴロゴロしていた。
しかし、今日は、いつものように家にずっといる1日ではない。
今日は4つもの予定があるのだ。
詳細は後ほど説明するとして、予定を列挙しておこう。
- 散髪
- 学務課へ実習の資料をもらいに行く
- 健康診断の結果をもらいに行く
- 教授の面談
と言うわけで、昼1時から、1つ目の予定である散髪に行ってきた。
いつもの美容師さんに、「いつも通りで!」と言い、いつもと同じ髪型になって帰ってきた。
3年前に野球部みんなで坊主になって以来、一度も髪型を変えてないな。
ん?
髪の毛があるうちに、色んな髪型を楽しんだらって?
って、ざっけんな!
俺はいつまでもハゲるつもりはねーし!
その後、2つ目・3つ目の予定をこなしに大学へ。
まず学務課へ行き、6月後半の実習先の資料をもらった。
その足で、保健管理センターへ行き、4月の健康診断の結果をもらった。
うーん、やっぱり高血圧が再検査かー。
今年はちゃんと再検査を受けないと、就職試験の際に困るらしいから、受けなきゃなー。
つぁはぁ〜。
一度帰宅し、夕方5時半、4つ目の予定をこなしに、俺を呼び出した病理学の教授の元へ行った。
案の定、2週間前に学務課に駐車違反で呼び出された際、学務課のオッサンと口論になった件についての事情聴取だった。
この教授はとても人格者であり、終始穏やかに話は進んだ。
怒られるべきところは怒られたが、俺にもある程度の理解を示して下さった。
ふう、話の分かる人で良かったにゃー。
だはー。
20分間の面談が終わり、「ところで、キミは何回留年してるんだ?」と教授。
聞かれるまま、2年生で1回・3年生で2回留年していること、2浪3留の29歳であることなどを説明した。
3年生を3回もやったのは、この教授の科目を2年連続で落としたからなのだが、そのことについて何を言われるのかと思ったら、とても意外な言葉が降ってきた。
教授「それは、苦労をかけましたね・・・。」
自分を留年させた教授と、留年について初めて話したが、まさかこんな言葉をもらうなんて思ってもいなかった。
「いえ、俺が全く勉強しなかったからです! 自業自得です!」と即座に否定したが、なんかとても温かい気持ちになった。
「5年の遠回りくらいなら、医者になってから挽回可能だよ。これからを頑張れよ!」と励まされ、教授室を後にした。
うーん、とてもありがたい言葉だったにゃー。
卒業前に、この教授と話す機会があって良かったにゃー。
だはー。
と言うわけで、今日は4つの予定をこなした1日だった。
ん?
今日は1秒も勉強しなかったな。
って、ざっけんな、俺!
4つの予定をこなしただけで、満足してんじゃねーよ!
「毎日勉強する」という最も大事な予定を忘れてんじゃねーよ!