小児科のポリクリ4日目。
冬休みの昼夜逆転の生活リズムは少しずつズレてきて、今朝は4時に目が覚めた。
もう一息でいつものリズムに戻れるにゃー。
やっぱり、矯正に1週間はかかるんだにゃー。
だはー。
今日の午前中は、NICU(新生児集中治療室)の教授回診があった。
続いて、それに関する教授のレクチャーがあり、朝10時半頃に終わった。
その後、同じ患者さんを担当しているアオヤマくん&イシイさんと一緒に、担当患者さんの元へ。
お母さんから話を聞いたり、患児と少し絡んだりした。
その病室からの帰り道、病棟のプレイルーム(遊び部屋)を見ると、子どもたちが数人遊んでいた。
それを見て、当たり前のようにプレイルームに入って行く、アオヤマくんとイシイさん。
他の班員はしょっちゅうここで子どもたちと遊んでるらしいが、俺はまだこの部屋に入ったことがない。
よし、俺もたまにはプレイしてみるかー!
・・・って、大人が言うと、いやらしく聞こえるな。
だはー。
へえー、最近のおもちゃって、こんなんなのかー。
あ、でも、このおもちゃは昔から変わってないなー。
いやー、意外と楽しい空間だにゃー。
だはー。
俺たちがプレイルームで幼児と遊んでいると、小中学生も部屋に入ってきた。
ん?
UNO(カードゲーム)するの?
小学生の頃、UNOはよくやってたにゃー。
懐かしいにゃー。
早く手札を0にしたらいいんだったよね?
よし、負けないにゃー!
だはー。
と言うわけで、班員と小中学生と一緒に、UNOをやった。
終盤、それぞれの手札が減ってきたときに、イシイさんがDraw2カードを出した。
すると、その次の子もDraw4を出し、その次のアオヤマくんもDraw4を出して、俺の番になった。
おうおう、おまえら、俺に合計10枚のペナルティーを食らわせようってか!?
・・・甘いぜっ!
俺だってDraw4持ってるもんねー!
だはー。
と手札のDraw4を出そうと思ったが、その手は止まった。
俺がDraw4を出せば、俺の次の番は小6の暗そうな女の子。
そして、さっき見えてしまったから知ってるけど、彼女はDrawカードは1枚も持っていない。
俺がDraw4を出してしまうと、彼女は14枚という大量のペナルティーを受けなければならないのだ。
活発でリアクションの良い子ならいいけど、この子はそういうタイプではなさそうだ。
UNOもあんまりやったことなさそうで、何度かルールを間違えていたな。
うーん、どうしよう・・・。
勝負に徹して、人生の厳しさを教えるべきか・・・。
それとも、ここは子どもたちに勝たせてやるべきか・・・。
一瞬の迷いの末、「おい、ざっけんな! Drawカードとかねーし! みんなヒドいよー!」などとリアクションして、俺は10枚のペナルティーを受けた。
すると、子どもたちは哀れな俺を笑ってくれた。
おお、良かった良かった!
笑ってもらえるなら、何でもいいや!
UNOで最下位になったって、3回も留年したって、何でもいいや!
だはー。
午後は講義を2つ受け、その後はレポート作りに励んだ。
明日、先生に見せなければならないので、レポート作りを夜8時まで頑張った。
うーん、小児科って、レポートも発表も当直実習も学外実習も小テストもあって、忙しいにゃー。
先生たちは子どもには優しいけど、学生には優しくないにゃー。
つぁはぁ〜。