あわにゃん日記

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病理医のお仕事

病理部のポリクリ3日目。
今日も3人でポリクリスタート。
少人数のポリクリも、これはこれで楽しいにゃー。
だはー。


病理部の医者の仕事は、大まかに言うと2つある。
1つは、生きてる患者さんの診断だ。
「レントゲンで肺に影があるけど、これはガンかにゃ?」と悩んだときなどに、口から管を入れ、肺から組織をちょちょいと採取する。
それを病理医が顕微鏡で見て、「これは扁平上皮ガンだにゃー!」とか「小細胞ガンだし!」とか「ざっけんな! ガンじゃねーし!」などと診断を下す。


もう1つは、亡くなった患者さんの死亡原因の特定だ。
亡くなった患者さんを解剖し、肉眼で臓器の変化を見たり、顕微鏡で病変部を詳しく見たりする。
そうやって、なぜ死に至ったのか、治療は適切だったのか、治療効果はあったのかということなどを解明する。


今日は術中迅速病理検査を見学した。
これは前者に含まれるもので、手術で取り出された組織をすぐに顕微鏡で検査し、診断を下すものである。
その結果により、「悪性だから、もっと広範囲に切除すべきです」などと、手術中の医者にアドバイスする。
あまり見る機会が無いので、とても興味深かった。
だはー。


空き時間はまたレポート作りを行った。
これは後者と同じで、亡くなった患者さんの臨床情報、ホルマリン漬けされてる臓器、組織の標本が俺たちに与えられていて、2週間かけて死亡原因や機序を解明する。
病気について調べたり、全身の臓器を肉眼で調べたり、何十枚もある標本を1つ1つ顕微鏡で見たり、やることが腐るほどある。
だから、毎日夜まで残っても、間に合うかどうか分からないのだ。
いやー、大変だにゃー。
つぁはぁ〜。


実習などが終了した後、今日も残ってレポート作りをした。
夕方、班員の女の子Iが、「今日は習い事行けないなぁ」と言った。
おお、そう言えば、「ニチブ(日本舞踊)」習ってるんだっけ?(→2009年9月15日の日記参照)
結局、「ヨーガ」じゃなかったのね。
だはー。


と思ってたら、アオヤマくんが「習い事? ああ、古武道だっけ?」と言った。
・・・。
・・・・・・。
って、ざっけんな!
どっから古武道が出てきたんだよ!
おまえ、「ニチブ」の「ブ」を、「舞」じゃなくて「武」だと思ってたのかよ!
ぷぷぷっ!


そんなアオヤマくんは、今日何度も俺の事を「ハヤマさん」と間違えて呼びやがった。(→2009年4月24日の日記参照)
って、ざっけんな!
確かに「アワヤさん」と「ハヤマさん」は似たような音だけど、あんなもんと一緒にすんじゃねーよ!
・・・って、ハヤマさんは一応先輩だっけ。
ハヤマさん、ごめんなさいにゃー。
だはー。


そんな感じで、今日も夜9時過ぎまで残ってレポートをした。
こんなに毎日遅くまで学校にいるなんて、初めてだにゃー。
だはー。