あわにゃん日記

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笑気

今日はずっと家にいて、手に入れて以来、ほとんどやってなかったニンテンドーDSをして過ごした。
ニンテンドーDSは、去年、日記を休んでいる間に、懸賞で当たった。
そして、違法か違法でないかは置いておいて、取りあえずソフトはたくさん持っている。
だはー。


いやー、「逆転裁判」は、ヒットしただけあって、楽しいにゃー。
スーパーマリオブラザーズ」も、相変わらず楽しいにゃー。
あぁ、「ドラゴンクエスト9」が早く発売にならないかにゃー。
ん?
ガキみたい?
・・・ほっとけよ!


今日は書くことが無いので、昨日の笑気体験実習について書くにゃー。
「笑気(しょうき)」とは、亜酸化窒素のことで、ガス麻酔薬の1つである。
なんで「笑気」という変な名前が付いているかというと、文字通り、このガスを吸うと思わず笑ってしまうからである。
麻酔科のポリクリでは、希望する学生に笑気の吸入体験をさせてくれてるらしい。


もちろん、俺は吸わせてもらうことにした。
希望した班員5人でジャンケンをして、俺は一番最後に吸入することになった。
そして、1人ずつベッドに横になり、教授に笑気を吸わせてもらった。


最初はアオヤマくんだった。
彼はガスを吸い始めて15秒くらい経つと、突然、「ははははははっ!!」と笑い始めた。
マスクをしてるから何を言ってるかは分かんないけど、とにかく楽しいらしい。
へえー!
本当に笑うんだにゃー!
すごいにゃー!


その後、他の人たちも次々に笑気を吸って、笑いまくっていた。
イシイさんなんか、笑いすぎて涙を流していた。
ざっけんな!
どんだけ笑ってんだよ!


そして、最後に俺の番がやって来た。
「ざっけんな! ガスなんかで笑わされてたまるかよ! 何があっても笑わないし!」と思い、わざと固い表情をしてガスマスクを付けた。


15秒くらい経った。
絶対に笑わないと決めていたのに、何も楽しいことなんてないのに、なぜか笑いそうになってきた。
そして、「笑わない」という決意が揺らいできて、思わず「ぷぷっ!」と吹き出してしまった。
すると、堰(せき)を切ったかのように、笑いが次から次に溢れだしてきて、気付けば爆笑していた。
ひゃーはっはっはははっはは!
ははっはっはひゃーはっっはっはは!
はっはははははっはひゃー!


後から聞いた話だけど、「気分はどう?」と聞いてきた教授に対し、俺はタメグチで「ひゃーはっはっっは! マジ、たのしーし!」と言ってたらしい。
それくらい、楽し過ぎて訳分かんなくなっていた。
例えるなら、今までで一番気持ちよく酔っ払ったときの10倍楽しいみたいな感じかにゃー。
だはー。


その後、笑気の供給をストップされた途端、急に元通りに戻った。
ん?
なんであんなに笑ってたんだろう?
意味分かんないにゃー。
だはー。


この笑気、元々は娯楽用で、150年前くらいには西洋の上流階級の間で、「笑気パーティー」として楽しまれていたらしい。
そのパーティーで、笑気を吸った人が転倒しても痛がらないことから、鎮痛作用が発見されたらしい。
へえー、みんなで笑気を吸ってラリっちゃうパーティーがあったのかー。
って、ざっけんな!
めっちゃ楽しそうじゃねーか!


笑気体験実習が終わり、イカワくんが「楽しかったですね! ヤミツキになりそうですね!」と言ってきた。
うん、めっちゃ楽しかったにゃー!
俺らも、笑気パーティーしようにゃー!


と言うわけで、イカワくんと笑気を手に入れる方法を必死に考えた。
「手術室の壁の『笑気』って書かれた穴からホース引っ張って、どっかで隠れて吸えないかな?」とか、「化学式はN20で、身近な元素ばかりで構成されてるから、頑張ったら作れそうじゃね?」とか、バカなことばかり言っていた。
って、ざっけんな、俺たち!
そろそろ笑気・・・じゃなくて、正気に戻れよ!
だはー。