あわにゃん日記

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ミヨシの卒業旅行

春休みも半分くらいが過ぎ去った。
今日は、実家の広島に帰る日である。
本当は月末あたりに帰省しようと思っていたが、急遽、今日帰省することにした。
その理由は・・・。


ミヨシの卒業旅行!
ミヨシは卒業旅行として、俺の実家の広島、その後、友人がいる浜松&東京へ一人旅をするらしい。
それならば、最初の目的地の広島までは一緒に行った方が移動が楽しいと、一緒に行くことにしたのだ。
おっけーおっけー!


高速道のETC深夜割引(現在、半額)を使うため、早朝3時にミヨシ宅へ迎えに行き、俺の車で広島へ向かった。
今日の高速は、前の車のテールランプがかすかに赤っぽく見えるかなくらいの濃霧で、全然スピードが出せなかった。
結局、これまでで最長の6時間もかかってしまったが、その間、ずっとミヨシと楽しく会話をしていた。
ポリクリ・研修医・研修制度・各科の今後の展望などという医療系の話から、大学生活7年間の思い出話、幼少時代の話、将来の話など、色んな話をした。


その中でも、ミヨシの大学1年のときの恋バナは、「7年目の真実!」とでも言うべき俺も初めて聞く内容で、とても驚いた。
って、ざっけんな!
おまえ、アララン*1だけじゃなかったのかよ!
付き合えそうだったんなら、なんで付き合わなかったんだよ!
そんなんだから、27年間彼女いないんだよ!
ぷぷぷっ!


そんなミヨシでも、将来はちゃんと結婚して、幸せな家庭を築きたいらしい。
そっかそっかー。
おまえには、飛び切りステキな人と出会って欲しいにゃー。
マジメな話、ミヨシがいつまで経ってもフリーという時点で、世の中の女は見る目が無いと俺は思う。
ミヨシほど頭が良くて、優しくて、思いやりがあって、個性があって、身長181㎝あって、おまけに実家が金持ちの奴を、俺は他に見たことがないからだ。
ん?
個性が強すぎる?
変人?
やっぱりそうかー。
だはー。


そんな訳で、朝9時半、ようやく広島の実家に到着した。
出迎える母親に、ミヨシを初めて紹介した。
親友のミヨシのことはよく話していたので、母親も会うのを楽しみにしていた。
初めてしゃべったミヨシのことを母親は、「なんねぇ! 普通に話できる人じゃない!」と言っていた。
ん?
そう?
ミヨシのこと、「奇人・変人」みたいに言い過ぎてたかにゃ?
だはー。


しばらく実家でのんびりした後、車で20分くらいのところにある宮島へ、ミヨシを連れて行った。
フェリーに乗って、宮島へ渡り、世界遺産厳島神社などを見た。
だが、早朝3時半から活動していたため、この頃になると、2人の眠気はピークに達していた。
と言うわけで、宮島にあんまり長居することなく、早々に実家へ戻ったのだった。
だはー。


実家に戻ると、俺の部屋にあった懐かしのゲーム機「セガサターン」で少し遊んだ後、お昼寝タイム。
廃人たちは昼3時〜夜7時まで眠ったのだった。
だはー。


夜に起きて、母親の作ったすき焼きをミヨシと食べた。
医学部5・6年のことや研修医のことを質問した母親は、何を聞いても詳しく解答するミヨシに「博識な人じゃねえ〜」と感心していた。
うんうん。
分からないことは、ミヨシに聞けば大概解決するにゃー。
ただし、恋愛のこと以外にゃー。
だはー。


その後、俺の部屋に戻り、ミヨシと再びセガサターンをした。
俺やミヨシが高校生の頃に流行ったロボット格闘ゲームバーチャロン」で盛り上がった。
ミヨシはゲームで俺に負けると、必ず「ざっけんな! おまえ、変な裏技使ってんじゃねーよ!」と言うが、それも久々に聞けて楽しかった。
だはー。


そして、深夜3時頃、2人は眠った。
ミヨシは2泊の予定なので、明日も丸1日時間がある。
うーん、どこへ連れて行けばいいかにゃ?
ミヨシとは、メシ以外、一緒にどこかに出掛けるということがほとんど無かったから、分かんないにゃー。
オンラインゲームでは一緒に全国を旅したけどにゃー。
だはー。




*1:ミヨシが6年間ずっと片想いしてたと思われていた同期の女の子。