あわにゃん日記

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憧れのメダル

唐突だが、ウチの野球部が頑張る目標としているのは、毎年ゴールデンウィークにある九州山口医科学生体育大会(通称:きゅうやま)、そして8月初旬にある西日本医科学生体育大会(通称:にしいたい)の2つの大会である。
その2つの大会で3位以上のチームに授与されるメダルを、俺はこれまで6年余りの野球部在籍で、合計6つ持っている。
内訳は、1年目の西医体で銀メダル、2年目の九山で銅メダル、2年目の西医体で銀メダル、3年目の九山で銅メダル、4年目の九山で銀メダル、6年目の九山で銀メダルである。


お気付きの通り、金メダルは1つもない。
逆転2ランホームランをファールと誤審され、結局1点差で負けた1年目の西医体、
9回表まで4-1で勝っていたものの、9回裏に同点に追いつかれ、10回裏にサヨナラ負けした4年目の九山など、
金メダルを手中に収めかけたことは何度かあったけど、それでもやはり手元には金メダルはない。
だから、金メダルはいつまで経っても憧れの存在のままで、優勝の喜びを感じてみたいという想いは募るばかりである。


そして、今年も九山がやって来た。
今年は佐賀で、5月3日に予選2試合、4日に準決勝、5日に決勝&3位決定戦が行われる。
去年は決勝まで行ったものの、決勝は散々な試合で九州大学に大敗し、準優勝。
今年こそ、この九山こそ、憧れの金メダルを・・・。


と、ここまで語るには理由がある。
それは、この大会を最後に6年生の親友・ミヨシが引退するからだ。
他の6年生は西医体までやるみたいだけど、ミヨシはちょうどその時期に就職先の試験があるため、今大会を以て野球部を辞める。
だから、この大会は最後の特別な大会なのだ。
そして、俺も、この大会は・・・。
いや、それはまた別の機会に書くとしよう。


そんなわけで、今日は宮崎を発ち佐賀へ向かった。
2年のガッシーの車に、ミムさんハマダと一緒に乗り込み、4時間かけて佐賀駅前のホテルへ。
ん?
これが佐賀駅前?
・・・田舎だにゃー。
だはー。


そんな感じで、今年の九山が明日から始まる。
頑張るにゃー!
おっけーおっけー!


・・・あ!
最も大事なことを書くのを忘れてたにゃー!
実は俺、この九山はレギュラークラスに出番が多そうなのである。
と言うのも、ファーストのレギュラーになったばかりの新入生が、1週間前の練習中に怪我をしてしまい、現在松葉杖状態だからだ。
急遽それが決まったとき、俺の頭の中は「ざっけんな!」50%、「つぁはぁ〜!」50%だったけど、1週間経って腹をくくった今は、「おっけーおっけー!」100%である。
と言うわけで、明日から頑張りまくるにゃー!
おっけーおっけー!


・・・いや、やっぱ、「つぁはぁ〜!」が30%くらい残ってるかにゃ!?
だはー。