あわにゃん日記

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OSCE

今日は、以前書いた4年生のOSCE(オスキー)の試験日。(→2006年12月20日の日記参照)
我々3年生は、患者役をやらなければならない。
そして、俺は恥丘露出がある腹部診察の患者役だ。
と言うわけで、今朝風呂に入り、念入りに恥丘を磨いた。
そして、俺の持ってる中で一番キレイなパンツをはいて行った。
おっけーおっけー!


朝9時半に集合場所に集められた後、試験会場に連れて行かれた。
試験室は分野ごとに分かれており、俺は腹部診察の試験室に入れられた。
試験室には試験官のオッサンが2人いて、「○○と聞かれたら、××と答えてくださいね。」などと彼らに患者役の説明を受けた。


そして、朝10時から試験が始まった。
俺たち3人が待ってる試験室に、最初の受験生がやって来た。
最初は、アラサワさん(女)だった。
って、ざっけんな!
いきなり女の子かよ!


今日の受験生は、去年まで同じ学年の同じ班だった人たちなので、もちろんよく知ってる。
緊張気味に入室してきたアラサワさんだったが、患者役に俺がいるのを発見すると、急に笑顔になった。
「もっと笑わせてやろうかな」と一瞬思ったけど、「いや、試験だからマジメにやんなきゃ」と思いとどまった。
だはー。


そして、診察が始まった。
簡単な質疑応答のあと、医師役の彼女に、上半身裸になりベルトを緩めてベッドに横になるように言われた。
そして、お腹の各部をトントンと叩かれたり、押したり引いたりされたり、聴診器でお腹の音を聴かれたりした。
肝心な恥丘は、ほとんど露出されずに終わった。
先輩の俺に、遠慮してんのかな?
それとも、俺の恥丘なんて見たくないのかな?
って、ざっけんな!


5分間の診察が終わり、アラサワさんは他の試験室に向かっていった。
受験生が去った後、試験官たちは、「○○を忘れていましたね。」だの「××が不十分でしたね。」などと話し合っていた。
ふむふむ、そう言うところが減点対象なのね。
だはー。


そして、2分後、次の受験生がやって来た。
2人目の受験生は、アノちゃん(女)だった。
アノちゃんも、俺を発見すると、笑っていた。
彼女からもアラサワさんと同様の診察を受け、5分間の試験が終わった。


その後、アカシ(イチゴー・男)アカシ(イチヨン・男)イケちゃん(男)イガラシさん(女)が、次々と腹部診察の試験を受けにやって来た。
入室して俺を発見すると、もれなく全員、笑っていた。
って、ざっけんな!
人の顔見て笑ってんじゃねーよ!


本当は、患者役として変な演技をしたり、ネコ言葉を使ったり、「痛い」と言うときに過剰なリアクションをしたりして、もっと受験生を笑わせたかった。
しかし、外部から試験官を呼んだりする、ちゃんとした試験なので、我慢した。
と言うわけで、マジメに患者役をやっていた俺だったが、1つだけ事件を起こしてしまった。


それは、4人目の受験生、アカシ(イチヨン)のときだった。
朝食抜きで腹ペコ状態だったため、俺のお腹が「ぐぅぅぅぅ」と鳴ってしまったのだ。
そして、何よりも不幸だったのが、そのときちょうど、アカシが俺のお腹の音を聴診器で聴いていたということである。


アカシも俺も、柄にもなくマジメに試験に臨んでいる
→急に俺のお腹が鳴る
→アカシは聴診器で、その音を誰よりも鮮明に聴いてしまう
→・・・。


結果は明白だった。
俺のお腹が鳴った直後、アカシは「ぷぷっ!」と吹き出した。
「今は試験中だ。笑っちゃダメだ。」とアカシは一瞬で真顔に戻るが、「アカシが一瞬吹き出してしまった」という事実が、今度は俺に襲いかかってきた。
そして、アカシが吹き出した直後、俺も「ぷぷっ!」と吹き出してしまった。


あー、面白かったにゃー。
笑ってはいけない状況だと、面白いことが2倍にも3倍にも面白く感じられるにゃー。
だはー。


そんな感じで、6人分の模擬患者をやり、試験は終わった。
最後に試験官から、「診察方法は、人それぞれ違ったでしょ。来年この試験を受けるキミも、勉強になったんじゃない?」と言われた。
「勉強になりました。でも、来年の自分がちゃんと診察できるか、怖くもなりました。ははは・・・。」と愛想笑いをしながら、「来年の試験の出来よりも、ちゃんと進級して、来年は医師役をやらせてもらえるかどうかの方が、もっと怖いにゃー。」と思った。
来年もまた患者役だったりして・・・。
って、ざっけんな!