今日は後期試験前最後の、病理学実習室の開放日だった。
と言うわけで、朝9時過ぎから学校へ行って来た。
当初は夕方6時まで開放の予定だったが、学生たちからの多数の要望により、夜9時までの開放となった。
12時間近く、ひたすら顕微鏡を覗き続けた。
顕微鏡を覗いていたら、夜8時過ぎ、突然俺は背中にパンチを食らった。
ぐふっ！
・・・ひょえええ！
こんなバイオレンスなことをする人と言えば・・・。
振り返ると、やっぱりフカオ組長だった。
げげっ！
なぜ3年生ばかりの実習室に、4年生の組長が！
・・・あ、組長は病理を落としたまま進級したから、病理の再評価試験の勉強に来てるのか！
ひょえええ！
「おまえ、ちゃんと勉強してんのかよ、コノヤロー！」と組長。
「はい、先程ようやく一通りの標本を初めて見終わりました。」と答えると、「あ゛ん？ 遅くねえ？」と組長。
いやー、病理をちゃんと勉強するのは今年が初めてで、その今年も顕微鏡見るのまだ2回目なんですよー。
ははは・・・。
すると、「なんで2年間も3年生やってて、全部の標本見終わったのが今日が初めてなんだよ！ 終わってんなー！ よし、俺がテストしてやる！」と組長。
えっ？ テストですか？
まだそんなレベルじゃ・・・。
「つべこべ言ってないで、早くしろよ！ 痛い目に遭いたいのかよ！」と組長。
ひょえええ！
よろしくお願いしますっ！
組長が渡してきたプレパラートを顕微鏡で見て、何の病気の標本かを答えるテストをしてもらった。
あー、この標本は見たことあるなー。
臓器は分かるけど、1回見ただけだから、病名までは思い出せないなー。
うーん・・・。
「早く答えろよ！」と組長が言うので、「・・・肝臓です。」と答えた。
すると、「ナメてんのか、コノヤロー！ 臓器を当てるゲームじゃねえんだよ！ 病名を当てないと試験通らないだろ！」と組長を怒らせてしまった。
そして、・・・ドフッ！*1
その後、実習室が締まるまでの30分あまり、組長からの暴行・・・じゃなくて、指導を受けた。
間違えると、容赦なくパンチやキックが飛んでくるので、必死で頑張った。
頭で覚えたと言うより、体で覚えさせられた感じだにゃー。
おかげで、だいぶ覚えたにゃー。
フカオ組長、どうもありがとうにゃー。
あと、今日も脚色し過ぎてごめんなさいにゃー。
だはー。
勉強を終えた後、フカオ組長、それから同じく病理実習室にいたキンマルと3人でラーメンを食いに行き、夜10時過ぎに帰宅した。
さて、明日から冬休み。
でも、冬休み明けには後期試験が始まるから、勉強しなきゃなー。
・・・って、思ってはいても、どうせ勉強しないんだろうなー。
だはー。
*1:腹にパンチを食らった音
