あわにゃん日記

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不運な一日

今日は朝から薬理学。
昨日車検から帰ってきた「ボルにゃん」に乗り、1限からちゃんと学校へ行った。
やっぱ、自分の車はいいにゃー。
だはー。


バッチリ出席を取り、満足して昼過ぎに帰宅した。
うん、今のところ、薬理学皆勤賞だな。
おっけーおっけー!


しばらく昼寝したりして、夕方4時半からの部活に行った。
火曜日以来の外での練習だった。
「そろそろ左手首の痛みが治ってきてるかにゃ?」と期待したけど、まだ痛かった。
つぁはぁ〜。


でも、今日も無理をしてノックを受けた。
バットが全く振れない今、ノックぐらい受けないと、何も楽しくないからだ。
ノック受けると靱帯の痛みが増すから、本当は受けない方がいいんだろうけど・・・。
ま、いいや。


ノックも中盤に差し掛かり、足も良い具合に動いていた。
そんな中、ノッカーのフカオが一二塁間に割と強めの打球を打ってきた。
全力で右方向に走りながら、打球の軌道上に移動した。
「追いつけそうだ! あとは逆シングルでミットに入れるだけだにゃー!」と思ったときだった・・・。


その打球は、「膝の高さで俺のミットに入る」という予測の軌道を大きく外れ、突然大きく飛び跳ねた。
グラウンドの凹凸や石ころなどが原因で起こる、イレギュラーバウンドだ。
や、やばいっ!
打球は俺の左目に真っ直ぐ向かってきた。
俺は、わずかに顔をそむけて、眼球への直撃を防ぐだけで精一杯だった。
ぼこっ!


左目の目尻の骨(頬骨の前頭突起)に当たった。
そして、その場にうずくまった。
眼球への直撃を回避できたというささやかな安堵感と、また顔に当たったという大きな精神的ショックと肉体的痛みに、俺は包まれていた。


視力に異常はなく、出血も擦り傷によるものだけだったので、病院には行かなかった。
氷で患部を冷却しながら、その後はベンチで過ごした。
3週間前に野球人生で初めて顔面にボールを食らったばかりなのに、こんな短いタイミングで2回目が来るのかよ・・・。
やっと右頬が治ってきたというのに・・・。
ついてないなぁ。
つぁはぁ〜。


やがてノックも終わり、ベンチ前に円陣を組み、次の練習メニューをキャプテンが説明している時だった。
円陣に加わる俺の背中側のブルペンでは、カトーミムさんがキャッチボールをしていた。
カトーの暴投が防護用のネットの上を越え、その円陣に飛び込んできた。
そして、誰かに直撃した音がした。
ぼこっ!


・・・俺だった。
氷を持って左目の患部にあてがっている、俺の左手前腕だった。
氷をあてがっている手がなければ、顔面もしくは後頭部に直撃だったかもしれない。
痛みを堪えながら俺は、自分のあまりの運の悪さにもはや笑うしかなかった。
「泣きっ面に蜂」とは、まさにこのことだな。
周囲は心から哀れみの目で俺を見ていて、誰も笑っていなかった。
おかしいな、俺は笑ってもらった方が助かるんだけどな・・・。


夜7時過ぎに練習が終わり、力なく真っ直ぐ帰宅した。
あーあ、左手首痛いんなら、ノック受けなきゃ良かったなー。
そしたら、顔面にまた当たることもなかったのになー。


左目はボクサーみたいに腫れてきて、痛いにゃー。
左手前腕もボッコリ腫れて、痛いにゃー。
左手首は曲げると相変わらず、痛いにゃー。
でも、一番痛いのはハートかもしれないな。
もう、しばらくは、肉体的にも精神的にも野球はできそうにない。