あわにゃん日記

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生理学セミナー

今日は昼1時から生理学セミナーがあるので、学校に行かねばならない。
でも今日はなぜか、自分の班が当たる気が全くしなかった。
「もう学校に行かなくていいんじゃねえ?」とまで思った。
でも、その自信がどこから来たのか自分でも意味不明だったし、班の人にも非難されること間違いないので、とりあえず学校に行ってみた。


4分の1の確率で今日当たるのだが、俺の班は見事に当たってしまった。
うーん、俺の勘は当てにならんなー。
学校来てよかったにゃー。
だはー。


自分の班の発表が始まった。
約40分の発表のうち、俺がしゃべるのは5分程度。
教室のスクリーンに映し出した文章や図を元に、パーキンソン病を説明しなければならない。
今日は当たる気がしていなかったので、何を言うか全く決めていなかった。
他の班員たちが説明している間に考えたが、何も面白いアイディアは生まれなかった。
仕方ねえ、笑いなしで真面目に説明するか。


そして、遂に俺の番がやって来た。
前に立つと、同級生たちに加え、生理学の多くの先生の視線が目に入り、ちょっと緊張した。
でも気を取り直して、説明をした。


「パーキンが欠損すると、パエル受容体が分解されずに・・・」などと珍しく真面目に説明していたら、生理学のマルヤマ教授に突っ込まれた。
「まず、パエル受容体を説明しないと、みんな分からないよ」と。


そんな突っ込みは想定外だったので、焦った。
ざっけんな!
パエル受容体って何か、俺も分かってねえよ!


テンパってたら、無意識のうちにいつもの自分が出てきた。
人差し指を揺らすいつものポーズが出てしまい、同級生たちが笑い始めた。
結局、打開策が見つからず、教授の突っ込みは聞かなかったことにして説明を続けた。
その後は、教授の突っ込みと俺のテンパりが何度も繰り返され、ずっと笑われ続けた。
つぁはぁ〜!


やっとの事で発表が終わった。
カトーからは、「おまえの発表、面白かったなー。教授の質問、全部無視してたし! あの重苦しい空気を笑いに変えられるおまえがすごい」と、妙なところで褒められた。
ざっけんな!


そして、帰宅した。
発表で疲れて家でボーッとしていたら、ミヨシから電話が掛かってきた。
「あわちゃん、今日は四海楼で飲み会だよ!」と。
四海楼!?
ざっけんな!


四海楼とは100人単位の巨大な飲み会に宴会場として使われる、宮崎市内のでかい中華料理屋だ。
ミヨシによると、今日は学祭の解散コンパらしい。
「ざっけんな! 行かねえよ!」と言ったが、ミヨシが「あわちゃんいないと、ミスキャン企画は男1人になっちゃうよー! 頼むから一緒に行ってよー!」とうるさいので、仕方なく四海楼へ行った。


ミスキャンの企画員の女の子たちと飲んだ。
3つも4つも年下の女の子たちから、「にゃん、にゃん、あわにゃん、あわにゃん、にゃー♪」の俺のコールをかけられ、不覚にも『楽しい』と思ってしまった。
ざっけんな!


俺は2次会に行ってもいいかなと思ってたけど、ミヨシが「体がきついよー。胃が腐ったー。もう帰ろうよー」と言うので、四海楼が終わって一緒にタクシーで帰った。
ミヨシにタクシーの道案内を任せていたら、タクシーはなぜかイシベの家に到着した。
ざっけんな!


と言うわけで、しばらくイシベの家で遊んだ。
イシベは相変わらず、戦国時代で遊んでいた。
6月からいまだに学校に行っていないらしい。
春から5年生になるのはもう諦めたようで、「あわちゃん、来年はちゃんと4年生に上がってきてねー。それだけが今気がかりだよ」と笑っていた。
ざっけんな!