今日も夕方に起きた。
さて、そろそろ試験勉強でも始めなきゃならんな。
同級生はもうみんな始めてるらしいしな。
ま、そんなことは本当は気にならないんだけど。
とりあえず、昨日の掃除の続きをやった。
リビングに掃除機をかけた。
そして、勉強机となる食卓をきれいにした。
ふう、これで準備完了だにゃ。
あとは勉強を開始するだけだにゃ。
さ、始めるにゃー!
・・・って、何を?
何をすればいいのか分からなかった。
そうだ、とりあえず、試験日程を確認しなきゃ。
12日に免疫学、14日に薬理学、20日に微生物学ね。
ん!?
3科目しかねーじゃん。
だはー!
余裕じゃん!
じゃ、3科目を一通り見てみるか。
って、資料も何も手に入れてねえな。
とりあえず、カバンの中の授業プリントを取り出す。
うー、さっぱりわかんねえ。
どれが何の科目かもわかんねえ。
だはー。
途方に暮れ始めていたら、「夏休みの課題」というプリントが出てきた。
あ、レポート提出しなきゃいけないんだったにゃー!
つぁはぁ〜!
まずはこれから片付けないとな。
その前に、とりあえず信長の野望onlineを起動してみた。
ミヨシの存在を確認するためだ。
すると、あろうことか、明日病理学の試験というミヨシが、当たり前のように戦国時代にいた。
つぁはぁ〜!
ダメだ、こいつは!
慌てて、ミヨシに対話チャットを送りつける。
俺「ざっけんな!」
ミヨシ「っぜーよ!」
俺「おまえ、明日試験だろ!」
ミヨシ「結局、1秒も勉強しなかったな」
俺「おまえって、本当にバカだな」
ミヨシ「いいんだよ! 俺はこのスタイルで生きてきたんだよ!」
俺「とりあえず、今から勉強しろよ。俺もするから」
そう言って、俺はオンライン上から去った。
ミヨシも勉強を始めることを祈りながら。
その後、数時間テレビを見たのち、俺は戦国時代を覗いてみた。
すると、ミヨシはいなかった。
おお!
さすがに勉強してるっぽいな。
良かった良かった。
俺は安心した。
安心したら、急に眠くなって、しばらく眠った。
明け方5時ぐらいに仮眠から目覚めた。
そして、再度、戦国時代を覗いてみた。
すると、あろうことか、ミヨシがオンライン!
ざっけんな!
俺はもはや、ミヨシに話しかけることなく、戦国時代を去った。
ホンモノのバカを見た気がした。
もはや、明日ちゃんと試験を受けに行くかも怪しい。
でも、俺はこんな腐ったミヨシが大好きだ。
だはは。
って、偉そうに言ってるけど、俺も今日は結局なんも勉強しなかった。
だはははは。