あわにゃん日記

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キック!

今、ミムさんの今日の日記を見たら、俺のことが書いてあった。
俺、超キモい奴みたいじゃん。
ざっけんな!
まあ書いてあることは事実だし、やっぱ俺ってキモいんだろにゃ。
でもこんな自分が好き。
だはははは。


さて、明日は解剖の試験。
前日ということで、さすがに今日は解剖実習室に行き、勉強した。
実習室に行くと、ウラヤマフカオが一緒に遺体をみながら勉強していた。
すかさず俺もそこに加わる。
が、彼らの間で飛び交う「○○筋」「○○神経」「○○動脈」などという言葉は、ほとんどどこの場所のことかさっぱり分からなかった。
うーん、ウラならまだしも、フカオにまでだいぶ遅れを取っているということは、俺ってすげえヤバイ状態なんだろなー。


そんなことを考えながら2人の会話を聞いていたら、足に衝撃が走った。
なぬっ、誰か蹴りやがったな!
こんなバイオレンスな奴は、野球部のフカオかリッチョル以外にいねえ。
フカオは目の前にいるから、どうせリッチョルだろな。
そう思って振りかえったら、なんと、同じ解剖班の女の子だった。


「痛えじゃねーか! ざっけんなよ!」と、反射的に俺の口から言葉が飛び出す。
だが、こんな言葉でひるむ彼女ではない。
「日記見たぞー。昨日ゲームしてたらしいじゃねーか。勉強しろって言ったのによう!」と怒っていた。
ちっ、日記を見られてるんだったな。
これだからネット社会は怖いぜ。
つうか、それでも普通、女の子が男の先輩を蹴るかなあ。
これだから最近の女の子は怖いぜ。


と思って、彼女の顔を見たら、顔を紅潮させていた。
そのことを周りの友達に指摘された彼女は、「あー、蹴るの緊張した」と笑った。
ぷぷぷっ。
こいつでも、やっぱ先輩を蹴るときは緊張するんだな。
そんな彼女が、ちょっとだけかわいく思えた。
でもやっぱり、ざっけんなよ!


その後、彼女とそのお友達の女の子は、「アワヤさん、どうせフカオさんたちの話、全然分からないんでしょ。教えてあげるよー」と、俺1人のために2人して解説してくれた。
うんうん、ありがたいな。
困ってるときに他人の方から救いの手を差し伸べてもらえるのは、やっぱ俺の人格が素晴らしいからだろな。
うん、間違いねえ。
でも、よく考えたら、後輩に勉強を教えてもらう先輩って、かっこわりーな。
でも、全く違和感ないなー。
だはははは。


その後、部活に行き、帰宅した。
帰宅すると反射的に冷蔵庫のビールに手を伸ばしてしまうのだが、さすがに試験前日の今日はその手を抑えた。
うん、俺って素晴らしい。
でも、テレビのリモコンへ伸びる手は抑えることができなかった。


結局、現在深夜4時。
帰宅してから何にも勉強してない。
また窮地に追い込まれてしまった。
ほんと俺ってダメな奴だな。
母親にも昔、「なんであんたは、自分から苦しい道ばかり選ぶの? そんなに自分を追い込んで楽しいの?」と真面目な顔で聞かれたっけ。
きっと俺は、こういう状況を楽しんでる。
・・・やっぱ、キモいな、俺。