あわにゃん日記

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人間万事塞翁が馬

昨夜は楽しくて飲み過ぎてしまい、今朝は猛烈な吐き気で目覚めた。
うう、苦しい・・・。
おうぇっ・・・。


何度か吐いたり、また寝たりを繰り返し、ようやく夕方4時、身体が正常化して目覚めた。
楽しかったけど、こんなになるまで飲んでしまい、飲み会の最後の方をあんまり覚えてないのはもったいないにゃー。
俺、昨夜ちゃんと先輩たちにお礼言ったのかにゃ?
つぁはぁ〜。


ところで、今日、実家の母親からメールが来た。
広島の実家に、厚生労働省からハガキが来たらしい。
おお、合格通知か!
受験番号だけの合格発表だと勘違いの可能性も捨てきれないけど、こうやって「合格」と書かれたハガキが直接来ると、ようやく合格を信じられるにゃー!
嬉しいにゃー!
だはー。


と思ったら、「成績も書いてあったよ!」と母親。
予備校の採点サービスは毎年何問か間違いがあるけど*1、実際の俺の点は何点だったのかにゃ?
なんか、見るのが怖いにゃ・・・。

区分
合格基準*2
あわにゃんの得点
一般問題
127点以上/197点
142点
臨床実地問題
368点以上/588点
384点
必修問題
158点以上/197点
180点
禁忌肢選択数
3問以下
0問


ぬおー!
やっぱり、臨床がギリギリだったにゃー!
一般問題は1問1点だからあと15問間違えても大丈夫だったけど、臨床問題は1問3点だからあと5問しか余裕が無かったにゃー!
あっぶねー!
・・・ま、受かったなら何でもいいやー。
だはー。


ところで、俺の周りの国試合格者は、「国試キツかった! 医師免許がもらえることよりも、もうあの試験を受けなくていいってことが一番嬉しい!」と言っている。
確かに俺も国試はキツかったけど、それより卒試の方がもっとキツかった。
実際、この1年で最も勉強したのは、国試直前期ではなく、卒試の10月・11月だった。


怠けまくった夏休みの気分のまま卒試を受けたら、内科学Bで学年一人だけ再試に引っかかり、俺は初めて猛烈な焦りを覚えた。(→2010年10月1日の日記参照)
あれからしばらく、毎日2時間睡眠で、起きてる時間はトイレでも風呂でも勉強していた。
あのときが、本当の俺の国試勉強スタートだったように思う。


一人再試が決まった時は、「なんで俺だけだよ! 再試の問題作るのも大変だろ! 一人くらい大目に見て、本試で合格させとけよ!」と思った。
でも、今振り返ると、あのおかげで俺は目が覚めたと思う。
誰が決めたのか、あるいは単純に機械的に俺一人が選ばれたのかは分からないけど、あのとき俺を再試にしてくれた人には猛烈に感謝している。
だはー。


と言うわけで、読者の中には国試や大学入試や進級で失敗した人もいるようだけど、それを「不幸のままで終わらす」のも「プラスに変える」のも自分次第なので、頑張りましょう!
俺も、「あのときおまえを医者にするんじゃなかった」と厚生労働省に後悔されないよう、頑張りますにゃー!
おっけーおっけー!




*1:医師国家試験では、専門医でも意見が分かれるような難問奇問も毎年出題される。そのため、受験のプロである予備校の出す解答でさえ、毎年たくさんの間違いがある。

*2:本来ならば、一般200点満点、臨床600点満点、必修200点満点だが、不適切な問題は採点除外となるのでこのような満点になる。