あわにゃん日記

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50:50

唐突だが、医師国家試験には、4つの合格基準がある。

種類
内容
合格基準
一般問題
医学的知識をストレートに聞く問題
相対基準(例年65%前後の得点率)
臨床問題
個別の症例を提示し、診断や治療法などを聞く問題
相対基準(例年65%前後の得点率)
必修問題
ほとんど間違えの許されない基本的問題
絶対基準(得点率80%以上)
禁忌肢選択数
患者の命を脅かすような危険な選択肢を選んでしまった数
3つ以下


この4つを全てクリアすれば、医師免許がもらえる。
しかし、1つでも満たしていない基準があれば、たとえ他の3つが満点でも、不合格となる・・・。


第105回医師国家試験が終わり、早くも1週間が経った。
この1週間、前回の日記に書いた飲み会以外は、ずっと家に引きこもっていた。
荒れ放題だった家の片付けをしていても、撮り貯めていたバラエティー番組を見ていても、久々に「信長の野望(ゲーム)」をやっていても、いつも心のどこかで「国試の結果」がやはり気になっていた。


合格するにせよ、そうでないにせよ、心置きなく遊べるのは今だけなので、後悔せぬようにこの時期は遊ばなければならない。
そのためには、国試の結果を知ることは邪魔だと思って避けてきたけど、結局ずっと気になってしまうのならば避ける意味は無いようだ。
と言うわけで、先週金曜日、遂に自己採点をした俺だった。


インターネット上に載っていた解答を元に、自己採点をした。
そして、各合格基準ごとの点を集計すると、急に血の気が引いてった。
「一般」や「必修」はボーダーラインを大きく超えていたが、「臨床」だけ異様に成績が悪く、例年のボーダーラインぎりぎりだったからだ・・・。
これって、ぎりぎりはぎりぎりでも、「ぎりぎりアウト」じゃねえ?
つぁはぁ〜。


「多分、落ちた」と思い、とても憂鬱な週末を過ごした。
そして、週明けの本日夕方、予備校の採点サービスの結果が出た。
80%以上の得点率という絶対基準がある「必修」に対し、「一般」や「臨床」は相対基準であり、その年の難易度によって合格ラインが上下する。
予備校の採点サービスは、全国平均点や偏差値も算出されているので、その合格ラインを予測する上でかなり参考になる。
結果は・・・。


今年の「臨床」は難しかったようで、ここ5年くらいの中で最も平均点が低かった。
と言うわけで、少しだけ希望が出てきた。
過去のデータと照らし合わせ、俺なりに冷静に客観的に判断したところ、合否は「五分五分」だと思う。
あとは、厚生労働省がどこに合格ラインを設定するで、俺の運命は大きく左右される。
結局、もはや祈ることしかできない。


と言うわけで、3月18日の合格発表まで、不安な1ヶ月を過ごすことに決定した。
不安を抱えた中での更新となるので、日記の更新頻度は落ちるし、内容もイマイチとなるだろうにゃ・・・。
来月であわにゃん日記終了だってのに・・・。
読者の皆さん、たくさん応援していただきながら、こんなぎりぎりの結果でごめんなさいにゃー。
つぁはぁ〜。


ん?
あわにゃんのことだから、この程度の結果は想定内?
廃人のくせに、合格確定の成績を取ろうなんて、100年早い?
逆に、合格の可能性が残ってるだけマシなほう?
って、ざっけんな!
週末に電話で話したミヨシに、全く同じこと言われたし!