あわにゃん日記

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心理テスト

精神科のポリクリ3日目。
今朝も8時半から病棟にいたが、午前中の外来見学にはお呼びがかからず、ラジオ体操以外はずっと学生控え室で過ごした。
のんびりしていていいにゃー。
だはー。


午後は、病棟レクリエーションとして「散歩」があった。
入院患者さんたちと大学敷地内の散歩を20分くらいして、また病棟に戻った。
その後、「心理検査」に関する講義があった。
講義では、「東大式エゴグラム」という心理テストを実際にやらせてもらった。


「他人の言うことに左右されやすい」など55個の質問に、「はい・いいえ・どちらでもない」の3択で答えた。
全ての質問に答えた後、マニュアル通りに採点すると、「CP・NP・A・FC・AC・L」という6つの項目の点数が導き出された。
ふむふむ、それぞれの項目の点数で、性格が分析されるわけね。
おっけーおっけー!


先生が「L項目が0点じゃなかった人いますか?」と聞いてきた。
自分のL項目の点数を見ると、0点だった。
周囲を見ると、班員のアオヤマくんだけが手を挙げていた。
すると、「L項目は、この心理テストの信頼性を表します。この点が高い人は、質問に嘘をついてたり、質問の意味を分かっていなかったり、適切に答えていない可能性があります(笑)」と先生。


「えー!」と驚くアオヤマくんの解答用紙を、横から覗いてみた。
L項目に点数があった部分を調べると、「風邪をひいたことがまったくない」という質問に対して、アオヤマくんは「どちらでもない」と答えていた。
って、ざっけんな!
おまえ、ポリクリ中にも風邪ひいてたことあったじゃねーか!
どういう思考回路をたどると、「どちらでもない」って答えられるんだよ!
ぷぷぷっ!


アオヤマくんの解答に笑った後、先生が結果の分析法について説明してくれた。
「CP・NP・A・FC・AC」の各20点満点の項目は、「批判的な親の部分、養育的な親の部分、大人の理性、自由な子どもの部分、順応した子どもの部分」をそれぞれ表すらしい。
「点が高ければ良い、低ければ悪い」というものではなく、高過ぎても低過ぎても長所や短所があるらしい。
自分の点を見ると「CP 8点・NP 20点・A 12点・FC 4点・AC 6点」だった。
・・・NPが異常に高いな!
って言うか、満点じゃねーか!


もらったプリントを見ると、各項目の得点が高い場合と低い場合に対する分析が載っていた。
早速、NPの得点が高い人のところを読んでみた。

NPが高い人のプラス面

  • 相手に共感、同情する
  • 世話好き
  • 相手を受け入れる
  • 奉仕精神が豊か
  • 弱いものをかばう


おお!
なんかいいことばかり書かれてるな。
って、プラス面だから当然か。
でも、まるで自分が「いい奴」みたいな錯覚に陥るな。
だはー。

NPが高い人のマイナス面

  • 過度に保護、干渉する
  • 相手の自主性を損なう
  • 相手を甘やかす


ふむふむ、確かに俺は他人に対して甘過ぎるところがあるかもにゃー。
「いつでもどこでも誰にでも優しくありたい」と思って生きてるけど、きっと優しくあることと甘やかすってことは違うんだろうにゃー。
気をつけなきゃにゃー。
つぁはぁ〜。


プリントには、「NPは共感、思いやり、保護、受容など子どもの成長を促進するような母親的な部分を表す。」とも書いてあった。
それを読んだ班員たちが、俺のことをからかって「お母さん」と呼び始めた。
って、ざっけんな!
お母さんじゃねーよ!
おまえたちみたいな子ども、ちっとも欲しくないし!
今まではおまえたちに優しくしてきたけど、甘やかさないように、今後は厳しく接するからな!
だはー。