耳鼻咽喉科のポリクリ9日目。
今日はこの2週間の中で一番の山場。
午後から教授による総括があるからだ。
キレたりしないかにゃ？
怖いにゃー。
つぁはぁ〜。
その前に、午前中も1つの山場があった。
今日の外来見学は、教授の外来見学なのだ。
と言うわけで、班員のイシイさんと2人で、朝イチから教授の元へ。
先週、イカワくんがめっさ怒られたんだっけ？（→2009年11月12日の日記参照）
きっと俺も怒られるんだろうにゃー。
つぁはぁ〜。
結果は・・・めっさ怒られた。
しかし、理不尽な怒り方じゃなくて、「こいつを立派な医者にするために敢えて厳しく」という感じで、愛情が感じられる怒り方だったので、耐えられた。
うーん、でもやっぱり、辛い午前中だったにゃー。
俺は勉強が足りてないのを痛感されられたにゃー。
つぁはぁ〜。
俺がめっさ怒られてるのを目の前で見ていた患者さんから、後でこっそり「お医者さんになるのが大変なのは分かってるよ。みんなこうやって立派なお医者さんになるんだよ。頑張ってね。」と励まされた。
病気になって病院に来ている患者さんに励まされるなんて・・・。
・・・情けないにゃー。
もっと勉強しなきゃにゃー。
つぁはぁ〜。
辛い午前中がようやく過ぎ去ったと思ったら、すぐ昼0時から2時間にわたる教授総括が始まった。
教授が用意して下さったお弁当を頂きながら、班員6人が1人ずつレポートの発表をしていった。
アオヤマくんの天然が炸裂したりして、教授も笑顔になり、とてもいい雰囲気で総括は進行した。
と言うわけで、俺の順番は最後だったのだが、とてもいい感じで発表を始めることができた。
おっけーおっけ・・・って、最後に俺がキレさせたりして・・・。
つぁはぁ〜。
発表が始まり、担当患者さんの病歴や検査結果、手術の結果などについて説明した。
そこは事実を述べるだけなので、何も突っ込まれずに過ぎ去った。
そして、最後に自分の考察を発表した。
さて、どんな突っ込みが待ってるのかにゃ？
ドキドキ・・・。
まず、この病気の鑑別診断について説明した。
俺担当の先生の助言通り、教授が書いた論文を引用して説明すると、教授は何も突っ込まなかった。
そして、これまた俺担当の助言通り、次にBAHA（埋め込み型骨導補聴器）の説明を始めると、教授は俺のレポートから目をそらし、教授の傍らにあったノートパソコンをいじくりはじめた。
ん？
なんだなんだ！？
「いいところでBAHAが出てきたな。ちょうど、明日から出張でBAHAの講演に行くんだよ。その発表用スライドあるから、見せよう。」と教授。
と言うわけで、続きは教授が勝手に説明してくれた。
しばらく説明してもらってると、カンファレンスが始まる時間になり、総括は終了になった。
ん？
結局、1ヶ所も突っ込まれなかったにゃー！
これも、俺担当の先生の助言のおかげだにゃー！
ありがとうございますにゃー！
おっけーおっけー！
その後、カンファレンスや回診を終え、夕方5時に今日のポリクリは終了した。
やったー！
遂に、耳鼻科最大の山場を乗り越えたにゃー！
午前中の教授外来は怒られまくったけど、午後の総括は楽勝だったにゃー！
厳しい教授の総括なのに、なんかラッキーだったにゃー！
おっけーおっけー！
