あわにゃん日記

はてなダイアリーサービス終了に伴い、はてなブログに引っ越しました。

頭頸部診察

昨日、午前中の授業が終わり、一度帰宅しようとしていたら、1留して同じ学年のタケベくんに呼び止められた。
「あ、アワヤさ〜ん! ちょっといいですか? やってみたいことがあるんですよ!」と。
ん?
やってみたいこと?
なあに?


すると、タケベくんは、立っている俺の真ん前に立ち、俺の首を両手で触ってきた。
ん?
最近習った、頭頸部診察をしてるの?
リンパ節を触ってるの?
でも、なぜ、今、ここで、俺に???
意味が分からないにゃー!
つぁはぁ〜!


俺の頭が「?」でいっぱいになっていると、タケベくんは「こんなはずじゃなかったのに」という感じで、「おかしいなー」と言った。
「えっ? どういうこと?」と聞くと、タケベくんは「いやー、アワヤさんの首を触診すると、『にゃー』って鳴くと思ったんですよ!」と笑った。
・・・なにっ!
あ、しまった!
俺は鳴かなきゃいけなかったのか!
つぁはぁ〜!


自分がネコキャラなのを忘れていたこと、アドリブに弱いということを痛切に反省した。
首を触られて気持ちよさそうに鳴くのは、ネコの基本だったな。
いやー、ガッカリさせちゃったな。
タケベくん、申し訳ない!
つぁはぁ〜!






昨日、そんなことがあったのだが、今日も事件が起こった。
今日の実習を終え、講義棟玄関付近でたまたま会った6年生と話していると、野球部後輩で3年のシンクローがやって来た。
挨拶を終えるや否や、シンクローは、いきなり俺の首を触ってきた。
・・・あ、昨日のタケベくんと同じだ!
なんでこいつらみんな、同じことをやってくるんだ!?
ま、いいや!
理由を聞くのはあとだ!
取りあえず鳴くしかない!


「にゃおぉぉん♪」


シンクローは、「本当に鳴いた!」と嬉しそうに笑ってくれた。
そこで、「同じ事を、昨日タケベくんにもやられたんだけど、何か知ってる?」と聞いてみた。
すると、シンクローは、「こないだタケベさんたちと一緒に飲んだんですけど、その場で別の4年生の人が、アワヤさんの首のリンパ節を触診すると、『にゃー』って鳴くらしいって言ってましたよ!」と笑った。


って、ざっけんな!
誰だよ、変な噂を流したヤツは!
ネコの首はおもちゃじゃないにゃー!
失礼しちゃうにゃー!
にゃはー。