あわにゃん日記

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引退宣言

はろー!
あいむ、あわにゃん!
さあ、突然の重大発表です!
あわにゃんは、本日を以って、野球部を引退します!
これまで6年間余りにお世話になったたくさんの先輩、同期、後輩の皆さん、ありがとうございました!
だはー。


ん?
辞める理由?
・・・ざっけんな!
焦るなよ!
今から箇条書きで書くし!


  1. 今年は勉強を頑張らないと、人生が変わる。
    →これが最大の理由である。以前にも書いたが、大学の規定で、今年は一発で進級しなければ大学を辞めなければならない。ここまで来て放校になったんじゃ、何のための7年間だったのか、何のために宮崎にまで来たのか、よく分からない。また、人生設計もまたゼロから考え直さなきゃならなくなる。4年生の前期試験は、8月25日には始まるので、8月10日前後にある西医体なんか、行ってる場合じゃない。



  2. 3回も留年してしまったマイナスをプラスに変える。
    →似たような理由だが、3回も留年してしまったことを反省し、今後の自分にどう活かすかを考えると、医者になりたい以上、やはり頑張って勉強する以外に選択肢は無い。遠回りをした3年間という歳月はもう決して返っては来ないけど、それをどう活かすかによって、自分にとって少しはプラスに変えられる。



  3. 毎日学校へ行くことへの負担となる。
    →4年生は、毎日授業が詰まっていて、ほぼ全科目が出席を取る。そして、試験ではその出席点がかなり重要視される。春先は余裕だけど、夏場になってくると、日々の練習で体力を大きく失い、例年、寝ても寝ても眠い状態になる。そうなってくると、朝起きて学校へ行くのが非常に辛く、これまで6月や7月はよく授業をサボってきた。今年はそういうわけにはいかず、障害となるものは断ちたい。



  4. ミヨシが辞めるので、心の支えが無くなる。
    →今大会を以って、ミヨシも野球部を辞める。廃人である俺たちが奇跡的に6年余りも続けて来れたのは、お互いの存在があったからである。ミヨシは以前から「おまえが辞めるときは俺も辞めるし!」と言っていたが、それは俺も同じ気持ちであった。ミヨシがいない野球部というのは、俺にとってはタンタンメンの無い宮交シティーみたいなもんで、非常に物足りない。ま、冗談っぽいけど、これも本当に大きな理由である。



  5. 医学生にとって一つの区切りである、6年間が過ぎた。
    →普通に進級していたら、もう卒業してるという節目の月日が過ぎた。ストレートで卒業した同期のタナカより早く辞めることには抵抗があったが、そのタナカの卒業も無事に見送った。6年間続けたということで、これまでお世話になった先輩方にも、ある種の責任を果たした気がする。というわけで、辞めることにもはや心残りは無い。



  6. 体力的に、キツくなってきた。
    →今年で俺も27歳になった。プロ野球ではやっと若手から中堅になってくる年齢だけど、大学野球の中では年寄りの部類に入ってきた。現在、野球部では上から2番目で、まだまだ5,6年生に同世代はたくさんいるけど、夕方4時半からの練習が少しキツい。5,6年生はポリクリのため、大概何時間か遅れて来るので、夕方4時半からの練習では俺は回生も年齢もダントツの最高齢で、かなり浮いている。元々体力は無い方なので、ハタチ前後の奴らについていくのは、正直キツい。



  7. 時間を他のことにも使いたい。
    →週5回の練習、土曜日は練習試合が入ると、朝から晩まで潰れる。大会のために、ゴールデンウィークなどが潰れることも多い。春休みも夏休みも半分くらいになる。と言うわけで、野球部に所属していると、膨大な時間を野球に費やすことになる。ま、それはそれで好きでやって来たからいいんだけど、経済の勉強とか他にやってみたいこともいくつかあり、残り3年間はそういうことにも時間を使ってみたい。



  8. お金を他のことにも使いたい。
    →教科書代など勉学に掛かる費用は、俺は親に出してもらっているが、趣味でやっている野球に関しては、自分で出すことにしている。大会への遠征費用や宿泊費を始め、練習試合などでも、上級生になると高速代、ガソリン代、数人分のメシ代で結構出費がかさむ。春休みなどにパチンコで何十万か稼いでも、結局それらにほとんど使われ、夏が終わるとほとんど手元に残っていない。時間と同様にお金も、残り3年間は他のことに使ってみたい。



  9. 親にもう心配を掛けたくない。
    →3度目の留年が決まっても、なお野球部を続けるということに、親は不安がっていた。放校へリーチがかかり、親は俺以上に不安がっている。というわけで、その不安を少しでも取り除いてやりたい。



  10. 野球への情熱が冷めてきた。
    →どんなスポーツでも同じだと思うが、俺が野球をやっていて楽しいのは、上達が感じられるときだ。サワさんを始めとする諸先輩方に毎日のように指導してもらって、ど素人から少しずつ上達していった1〜4年目くらいまでが、俺は一番楽しかった。しかし、そんな先輩たちも次々と卒業してしまい、頑張ってはみたが、ここ数年はあまり成長が感じられない。体力の衰えも影響し、日々の練習へ行く楽しさがだんだんと少なくなり、野球への情熱が冷めてきた。



  11. 洗濯に疲れた。
    →野球のシーズン中は、泥まみれのユニフォームを毎日洗濯しなければならない。洗濯機を回すのは好きだが、洗濯物を干すのが大嫌いなので、何年もやってたらいい加減ウンザリしてきた。



  12. このまま行くと、胃腸がやばいことになる。
    →俺は野球が下手で、チームの役に立てる自信が無いので、試合に出るたびに緊張する。俺は緊張すると、お腹がキュルキュルにゃんにゃんになってしまう体質なので、試合前の正露丸は欠かせない。でも、このまま大会・練習試合の度に正露丸を飲みまくっていると、胃腸や肝臓がおかしなことになるのも時間の問題だ。




以上、真面目なこともバカなことも書いたけど、こういったことが理由だにゃー。
結局は大体が、3回も留年したこと、そのせいで放校のピンチに立たされていることに起因するにゃー。
ま、自業自得だから仕方ないのにゃー。
つぁはぁ〜。


そして、今日は夜8時から九山の反省ミーティングがあった。
その集まりで、ミヨシと共に、退部の挨拶をした。
多くの人には既に辞める意向を伝えてはいたが、今夜、正式に野球部を辞めた。


ずっと悩んできたことから解放されて、少しホッとした。
当然ながら、一抹の寂しさも感じた。
本当にこれで良かったのだろうか・・・。
不意にそういう疑問が湧きあがる。
しかし、その答えはきっと、これからの俺の生き方が決めるのだろう。


P.S.最後の九山、たくさん出れて楽しかったにゃー!
みんな、ありがとうにゃー!
だはー。