あわにゃん日記

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九山3位決定戦・オウム病

今日は九山3位決定戦だった。
俺は7番ファーストで9回フルイニング出場した。
結果、10対11で逆転負けを喫し、4位という結果で、今年の九山を終えた。


俺個人的には、送りバントを珍しく2回も決めたり、タイムリーエラーをしてしまったり、満塁からタイムリーヒットを打ったり、いいことも悪いことも色々あった試合だった。
そのタイムリーヒットは、エラーの直後の打席だった。


満塁で俺に打順が回ってきたときに、相手チームがタイムを取り、マウンド上に内野手が集まった。
その待ち時間、バッターボックスで暇していたら、同期のカトーが珍しく俺を呼び寄せて言った。
「さっきのエラー、取り戻そうとか思わなくていいからな。失敗を恐れず、積極的に打って来いよ!」と。


1年のときからレギュラーの同期・カトーは、いつも俺のミスプレーに対して、誰よりも厳しく批判する。
それはそれで、「だからもっと上手くなれよ」という彼の優しさなのだが、今日のいつもとは違う感じの言葉に、胸が熱くなった。
そして俺は、がむしゃらにバットを振っていた。
結果、ライト前にポトリと落ちる、どん詰まりの泥臭いヒットだったが、ランナーを2人も返すことができた。
カトー、ありがとう。


しかし、試合は結局負け、4位だった。
今大会で引退するミヨシは、結局1試合にも出ず、1打席にも立たずに、最後の大会を終えた。
大差をつけて勝っていたら、きっと代打で1打席でも立たせてやれたのに・・・。
せめてなんとか勝っていれば、銅メダルという思い出の品を残せてやれたのに・・・。
それだけに、今日は非常に悔しい結果だった。
そして、曲がりなりにも試合に出ていた者として、痛切に責任を感じた。


3位決定戦が終わり、みんなで次の試合、すなわち決勝戦を見た。
決勝は、久留米大学熊本大学の試合だった。
結果、熊本大学が金メダルを首にかけることになった。
いいにゃあ・・・。
欲しかったにゃ、あのメダル・・・。
つぁはぁ〜。


勝戦の観戦中、途中トイレに行って戻ってくるときに、同じく3位決定戦を終えて観戦していた長崎大学の選手の前を通った。
すると、「あわにゃ〜ん!」と、長崎大学の選手。
ん?
長崎大学にも、読者がいるのかよ!
あ、そう言えば、試合中、俺が何かするたびに、相手側のベンチから「あわにゃ〜ん!」という声が聞こえていたっけ。


声を掛けてくれた背番号44の人と、少ししゃべった。
なんと彼も、長崎大学で俺と同じく3留し、現在3年生らしい。
って、ざっけんな!
俺の日記の読者は、そんな奴ばっかりかよ!
おまえもちゃんと勉強しろよ!


その後、試合が終わり、球場の駐車場まで歩いているときにも声を掛けられた。
今度は、なんと女の子だった。
服装から見ると、どうやら長崎大学のマネージャーらしい。


女「あのー、『だはー』って言ってください!」
俺「・・・だはー。」
女「わーい(笑)。じゃ、『ざっけんな!』って言ってください!」
俺「・・・ざっけんなー!」
女「ありがとうございました!」


って、おい!
それだけかよ!
俺はオウムかよ!
他に何か話すことなかったのかよ!
ま、いいや。
だはー。


そんな感じで、球場を後にし、夜は打ち上げがあり、今年の九山がすべて終わった。
今夜は佐賀にもう1泊し、明日宮崎へ戻る。
今年はかつて無いくらいに試合に出て、楽しかったけど、とても疲れたにゃー。
明日から始まる遅いゴールデンウィークは、久々に廃人生活でもして、のんびり過ごそうっと。


・・・ん?
4年生はあさってから授業!?
・・・ざっけんな!
俺のゴールデンウィークはどこ行ったんだよ!
つぁはぁ〜!