あわにゃん日記

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ガッツ

今日は大学入試の後期試験があるという理由で、部活は昼1時からだった。
うんうん、昼からだと遅刻の危険性が減るからいいにゃー。
ちゃんと12時半には起床し、余裕を持って家を出発した。
だはー。


昼1時ちょい前、学生駐車場に車を停め、ラグビー&サッカーのグラウンド前を通り、野球グラウンドへ向かっていた。
すると、ラグビー部4年生のガッツがいて、話し掛けられた。
「アワヤさん、何やってるんですか? 野球部、もう練習始まってますよ!」とガッツ。
ええっ!?
慌てて野球グラウンドを見ると、本当にみんな準備体操を始めていた。
つぁはぁ〜。


おかしいにゃー。
ちゃんと昼1時前後に間に合うように来てるのににゃー。
ん?
あ、「前後」じゃダメか。
だはー。


ガッツに苦笑いを返し、足早に野球グラウンドへ向かった。
すると、背中側から、ガッツが笑いながらこう言ってるのが聞こえた。
「あの人、やっぱ廃人だなー」と。
って、ざっけんな!
ほっとけよ!


そして、今日もいつも通りのメニューをこなし、3時間あまりの練習が終わった。
ふう、今日も疲れたにゃー。


部活後、いつも通り、メシに行くまで講義棟付近でのんびりしていたら、フカオ組長が俺に近づいてきた。
げげっ!
何の用だろう!?
また何か事件の予感が・・・。


フカオ組長からいつ回し蹴りが飛んで来ても大丈夫なように、俺は身構えた。
しかし、組長の狙いは俺ではなかった。
横に置いていた俺の財布に手を伸ばしてきた、フカオ組長。
「あっ!」と思ったときにはもう遅く、俺の財布はフカオ組長の手の中に。
げ、その中にはこの春休みにパチンコで稼いだ大金が・・・。
つぁはぁ〜!


「ああ!」と悲鳴を上げる俺に、フカオ組長は「へへ。残念だったな!」と不気味に笑った。
そして、俺の財布から1万円札を抜き取り、その枚数を数え始めた。
しばらくして、数え終わった組長が「全部で37枚か?」と聞いてきたので、「いや、36枚のはずですけど・・・」と答えた。
すると、「じゃ、余分な1枚はもらってもいいってことだな?」と組長。
ええっ!
勘弁してくださいよ!
そんなの、数え間違いに決まってんじゃないっすか!
つぁはぁ〜!