あわにゃん日記

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罰ゲーム

今日から野球部の春練習がスタート。
と言うわけで、朝9時に久々に大学のグラウンドへ行った。


準備運動のランニングがきつかった。
その後、キャッチボール・内野ノック・バッティング練習・バント練習・素振りのメニューをこなした。
あー、疲れた。
でも、久々に野球をやると楽しいにゃー。
だはー。


3時間の練習が終わり、練習後はそのままグラウンドでビデオ撮影が行われた。
俺が1年生のときの5年生だった、野球部OBのヒシカワ先生が結婚されるらしく、そのお祝いビデオメッセージの撮影だった。
ほー、ヒシカワさんが結婚されるのかー。
おめでとうございますにゃー!
だはー。


ビデオ撮影も本番一発で終わり、「今日はこれで解散かな?」と思ったら、全然違っていた。
「さあ、アワヤさん、罰ゲームの時間ですよ!」とキャプテンのツジムラ
うぅ、やっぱり覚えてた?
つぁはぁ〜。


説明しよう。
我が野球部では、この半年のオフ期間に、1つの宿題を課せられていた。
2006年11月6日の日記にも書いたけど、家で「パワプロ」という野球ゲームをやる宿題だ。
その宿題は、まずコンピューター相手に5連勝しなければならない。
そして、それを達成したら、キャプテン・ツジムラと直接対決し、キャプテンに勝ったら合格という宿題だった。


オフ期間も終わりに近づいた2月末、「まだパワプロの宿題を終えてない人は、早く対決に来てください。来なかった人には、罰ゲームを考えています。」とツジムラからメールが来た。
俺はそれを見て、「ああ、そんな宿題もあったにゃー」と思った。
と同時に、もはや絶望的な雰囲気を感じた。
なぜなら、俺は5連勝どころか、コンピューター相手に1勝もしていなかったからである。
ちょうど「キター!」の台を追いかけて、毎日パチンコで忙しいときで、これから5連勝を達成してキャプテン挑戦権を獲得するのは、もはや無理だと思ったのだ。


と言うわけで、俺は罰ゲームという形を選んだ。
「仕方なしに」と言うよりも、「キャラ的に、俺は罰ゲームの方がいいだろ」という思いも、少なからずあった。
だはー。


そして、今日がその罰ゲーム執行だ。
罰ゲームを受けるのは、俺1人らしい。
ツジムラが罰ゲームの内容を説明してくれた。
「これから毎日練習後、アワヤさんにはセンターの守備位置に立ってもらって、ベンチにいる部員たちに向かって叫んでもらおうと思います。」とツジムラ。
・・・叫ぶ?
なにを?


「部員1人1つずつ、叫ぶ内容を考えてもらってます。部員は今20人ですから、アワヤさんはそのお題を1日3つずつ、7日間かけて消化してください。」とツジムラ。
・・・ふむふむ、なるほどね。
って、今日1日じゃ終わらないのかよ!
つぁはぁ〜。


そして、数分待つと、今日のお題が3つ届けられた。

  1. チャームポイントは?
  2. 野球部男子部員の中で、好きなタイプは?
  3. ○○○の平常時の大きさと最大時の大きさは?

って、3つ目の質問考えたの誰だよ!
ざっけんな!


仕方なく、そのお題に対する答えを考えながら、センターの守備位置へ向かった。
ベンチのみんなから「もっと後ろ!」と何度も修正され、結局、ヘリポートから叫ぶことになった。
って、ざっけんな!
こんな遠くからベンチに聞こえるように叫ぼうと思ったら、もれなく隣の体育館にも駐車場にも聞こえちゃうじゃねーか!


覚悟を決め、叫び始めた。
「こんちわぁぁぁっす! 野球部5回生3年のアワヤでぇぇぇす! チャームポイントは、ピンクの乳首でぇぇぇす!」
そう俺が叫び始めると、隣の駐車場の見知らぬオッサンが動作を止め、不思議そうに俺をジッと見つめ始めた。
ざっけんな!
珍獣を見るような目で、俺を見てんじゃねーよ!
別に発狂したわけじゃねーんだよ!


そんな数分間の叫びが終了し、とても恥ずかしい気持ちと共にベンチに帰った。
叫んでる間はベンチの反応は分からなかったけど、そこそこみんなウケてたとのこと。
ふう、それは良かった・・・けど、これがこれから毎日続くとなると、キツイにゃー。
やっぱ、ちゃんとパワプロやれば良かったにゃー。
つぁはぁ〜。



↑ベンチに向かって叫ぶ、俺(右端)。遠くに小さく写ってるのが部員たち。ナカマタ撮影。