今日は微生物学の試験だった。
昨日から勉強を開始した俺だったが、薬理の前日のような集中力も起こらず、仕上がり具合は悪かった。
余程、覚えたところばかり出ない限り、再試だにゃー。
つぁはぁ〜。
昼1時から試験を受けた。
全4枚の問題用紙のうち、1枚目がサッパリだった。
そう言えば、実習の範囲は勉強してなかったにゃー。
実習免除だったから、やるの忘れてたにゃー。
こりゃ、再試間違いないにゃー。
つぁはぁ〜。
試験を終え、帰宅した。
さて、明日で本試は終わり。
本試最後の科目は「衛生学」だ。
去年は無かった科目なので、何を勉強したらいいのか全然分かんなかった。
どうしよう・・・。
とりあえず、こういうときはナカマタにメールだ!
おっけーおっけー!
俺「はろー! ボク、あわにゃん! マタちゃんは、明日の資料とか持ってる系?」
ナカマタ「だいたい持ってますよー!」
俺「ボク、何も持ってない系! だから、コピーさせて欲しいにゃー!」
ナカマタ「えー? どうしようかなー?」
俺「お願いっ(ハートマークの絵文字) チュッ(キスマークの絵文字)」
ナカマタ「可愛いっ(笑)」
というキモいメールをやり取りした後、ナカマタが資料を持ってわざわざ俺んちまで来てくれた。
ナカマタは「衛生学」の資料のみならず、12月に受け忘れて再試になった「受胎発生成長発達・産婦人科範囲」の資料まで持ってきてくれた。
それだけでも充分に有り難いのに、もう1枚、紙切れをくれた。
・・・なんじゃ、こりゃ?
俺が受け損ねた、産婦人科の本試の問題だった。
俺の日記を読んで、俺が試験を受け損ねたことを知り、俺のために記憶を頼りに復元してくれたらしい。
「多分、再試は本試とあんまり変わらないと思います。これを中心に勉強してください。」とナカマタ。
自分1人のことでも精一杯な、この時期に・・・。
わざわざ、俺ひとりのために・・・。
・・・正直、俺は感動した。
いやー、素晴らしい後輩を持ったにゃー!
だはー。
と言うわけで、今日はナカマタの株を上げる日記を書いてみたにゃー。
たまに先輩の俺をナメた言動や行動があるナカマタだけど、それはネタでやってるだけで、本当はめちゃくちゃ良いヤツなのにゃー。
だはー。
ところで、こないだキンマルに試験資料をもらったとき、「アワヤさん、俺のことを日記でボロクソに書きすぎじゃないっすか? 試験資料あげますから、今度フォローお願いしますよ!」って言われたな。
仕方ねえ、キンマルもフォローしてやるか。
うーん・・・。
うーん・・・。
うーん・・・。
・・・思いつかないにゃー!
キンマルはフォローの仕様がないにゃー。
だって、あいつは単なるバカだもんにゃー。
だはー。