あわにゃん日記

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院内放送

昨夜は帰宅してすぐ眠ったので、今日は朝4時に目覚めた。
そして、溜まっていた3日分の日記を書いた後、朝イチから学校へ行った。
朝から行くの、かなり久しぶりだにゃー。
だはー。


午前中は、例の3・4年合同授業だった。
溜まっていた最後の1日分の日記をケータイで書きながら、授業を受けていた。
そんな授業中、病院内の放送が聞こえてきた。
へー、なるほど。
4年の教室は病院と同じ建物内にあるから、病院の放送が普通に聞こえるのかー。


アナウンスとかぶってしまうため、教壇の先生は放送の間、講義を一時ストップした。
教室が静かになり、自然と放送に耳が傾いた。


「整形外科から、患者さんのお呼び出しをします。カネマルユースケさん、カネマルユースケさん、至急整形外科外来までお越し下さい。」


その固有名詞に、俺の周りの野球部は一斉に吹き出した。
なぜなら、カネマルユースケとは、同じ3年生でウチの野球部のキンマルのことだからである。
ぷぷぷっ!
あいつ、授業を受けずになにやってんだよ!
しかも、なんで呼び出されてるんだよ!


キンマルは、ウチの野球部員たちのオモチャ的存在なので、そのキンマルが呼び出されていて、非常に面白かった。
キンマルはその後、途中から授業にやって来て、一緒に午前中の授業を受けた。


午前の授業が終わり、昼休みになった。
キンマルが「マックに行きません?」と言うので、一旦学校から外に出て、マクドナルドへ昼メシを食いに行った。
その車中、今朝、院内放送で呼び出されていた理由を聞いた。
肩が痛くて整形外科外来に行ったら担当の先生がいなくて、「30分後にまた来てください」と言われ整形外科を離れたが、すぐに担当の先生がつかまったらしく、5分後に呼び出されたらしい。
ふーん、なるほどね。


放送が教室内にも聞こえていて、野球部がみんな笑っていたことを伝えると、キンマルは恥ずかしそうに笑った。
しかし、恥ずかしそうに笑った後、その笑いはイジワルな笑いに変わり、俺に衝撃の新事実を伝えてきた。
「あの放送の声、さゆりさんの声ですよ。」とキンマル。
・・・!!
なにっ!
さゆりの声!?
ざっけんな!


・・・さゆりって、あんな声だったっけな。
全然気付かなかったにゃー。
授業中に大笑いしたアナウンスの声が、1年半前に別れた元カノの声だったことを知り、なんか説明しがたい複雑な気分になってしまった。
って、ざっけんな!


車を走らせること5分、「タイヨー」という地元のスーパーに着いた。
このスーパー内に、マックがある。
スーパーの駐車場に車を停め、マックに向かっている間、キンマルが貧乏自慢をしてきた。
「今、ガス止められてます。もうすぐしたら、インターネット回線も止められます。明日からの野球の遠征、マジでキツイっす。」と。


ん?
なにそれ?
だから俺に、「マックおごれ」って言いたいの?
ざっけんな!
そうならそうと、ハッキリ言えよ!
遠回しに言ってんじゃねーよ!


ま、同じ学年とは言え、一応俺は野球部の先輩なので、キンマルにマックをおごってあげた。
すると、「すいません。そんなつもりじゃなかったんですけど・・・。」とキンマル。
ざっけんな!
そんな話をされて、おごらない先輩なんていないし!


マックを食い、また学校へ戻って午後の授業を受けた。
午後は薬理学実習のオリエンテーションだった。
来週の月〜木まで、薬理学実習だ。
内容はさほど大変ではないが、廃人にとっては、毎日学校へ行かなければならないこと自体が、この上なく大変なことである。
気が重いにゃー。
つぁはぁ〜。


薬理学実習オリエンテーションを終え、帰宅した。
さっきも話に少し出てきたが、明日から野球の大会がある。
実は明日からではなく、本当は今日からもう大会は始まっていて、3・5年以外は今日は熊本で試合をやっている。
我々3年は今日の実習オリエンテーションを休めないということで、明日からチームに加わる。
そして、本当は月曜まで大会はあるのだが、同じく月曜は薬理学実習があって休めないので、3年は土・日だけ大会に参加する。


と言うわけで、明日から2日間、熊本に行ってくるにゃー。
予告スタメンでは、俺の名前が2試合に載っていたので、頑張ってくるにゃー。
おっけーおっけー!