あわにゃん日記

はてなダイアリーサービス終了に伴い、はてなブログに引っ越しました。

九山!

今日から、九州山口医科学生体育大会(九山)の準硬式野球部門が始まる。
初日の今日は予選が行われる。
予選は、参加全12大学が、3大学ずつ4リーグに分かれて総当たり戦を行う。
各リーグの上位1校のみが、明日からの決勝トーナメントに進める仕組みだ。
我々は、大分大学医学部&長崎大学医学部と同一リーグとなった。


今朝は少し早く5時に目が覚めた。
そして6時半にロビーに集合した後、球場へ向かった。
今日は第1試合に大分大学戦、第3試合に長崎大学戦らしい。
2試合とも勝って、準決勝進出を決めるにゃー!


1試合目、俺はスタメン発表で名前を呼ばれる準備はしていたが、結局ファーストのスタメンは後輩のシンクローだった。
と言うわけで、ホームページ用の写真を撮りながら、ずっとベンチから試合を見守った。
相手の大分大学は格下の相手だ。
中心選手には良い選手がいるが、部員が10名しかおらず、選手層が薄くて総合的にはあまり強くない。


と言うわけで、6回表までに4-0と優勢だった。
が、6回裏に四球2つ、単打2本、満塁での走者一掃3ベースなどで5点を取られ、一気に逆転されてしまった。
7回裏も1点を取られ、4-6の2点差に。
8回表に1点を返したものの追撃及ばず、結局5-6で惜敗してしまった。
つぁはぁ〜。


だが、まだ予選突破の可能性はある。
第2試合の大分VS長崎の試合で長崎が勝ち、第3試合でウチが長崎に勝てば、3校が1勝1敗で並ぶ。
その場合は得失点率の上位1校が予選突破できる。
と言うわけで、僅差で長崎が勝つように祈りながら、第2試合を見守った。


その第2試合の観戦中、俺は第3試合のスタメンを宣告された。
まだ予選突破の可能性がある場合の打順は6番、予選敗退が決まった場合は3番らしい。
「どうせ出るなら、緊迫する状況で出てみたい」と思い、余計に長崎の勝利を願った。
が、結果は「大分9-8長崎」。
って、ざっけんな!
と言うわけで、予選敗退が決まってしまった。


宣告通り、第3試合、俺は3番・ファーストで9回フル出場した。
いきなり1回表の第1打席は、無死2・3塁の大チャンスで回ってきた。
が、ここはカウント0-3から1球ストライクを見逃した後、結局四球だった。
うん、おっけーおっけー!
この回は打者一巡の猛攻で、いきなり6点を挙げた。


第2打席は2回表、1死ランナー無しで回ってきて、チャンスを作るためにどうしても出塁したい打席だ。
すると、なぜか1球もストライクが来ず、ストレートのフォアボールだった。
おかしいなー、2打席立って、1球しかストライク来なかったにゃー。
味方ベンチから、「威圧感◎だー!」などと野次られながら、出塁を果たしたのだった。
おっけーおっけー!


第3打席は4回表、相手エラーで2番・ヤノが出塁し、無死1塁の場面だった。
セオリー通り、ベンチからは「バント」のサインが出た。
「よし、バントするにゃー!」と思って、バントの構えをした。
が、ボールだと見送った球が2球もストライクとなり、カウント2-2となってしまった。
サインは「ヒッティング」に切り替わったが、結局、空振り三振してしまった。
これが今日の最悪のプレーだった。
つぁはぁ〜。


第4打席は6回表、1死2塁の得点圏で回ってきた。
前の打席で大失敗したこともあり、集中して打席に臨んだ。
カウント0-1からの2球目、甘い直球が来たので、今日初めてバットを振った。
が、空振り・・・。
カウント1-2からの4球目、また甘い直球が来たので、またバットを思いっきり振った。
捉えたと思ったが、空振り・・・。
やべえ、当たんねぇ・・・。


味方ベンチから、「アワヤの威圧感が消えた! 実力がバレた!」などと野次られてしまった。
「ざっけんな!」と思いつつ、またバットを構えた。
すると、カウント2-2からの5球目、4球目と全く同じボールが来た。
「3度目の正直」でまた思いっきり振った。
すると、バットの真芯にやっとボールが当たり、打球はライナーでセンター前に!
アツシさんは、3塁を回ってホームイン!
やったー! タイムリーヒットにゃー!!


最後の第5打席は、9回表だった。
普段は相手の野次など耳に入らないが、この打席だけは違った。
なぜなら、1塁側の長崎大学ベンチから「あわにゃーん!」と声が掛かったからだ。
「ざっけんな! 俺のこと知ってんのかよ!」と思い、少し動揺してしまった。
だはー。


集中し直して、打席に入った。
カウント2-1から2球ファールで粘った。
打てる感じがした。
しかし、6球目に振り遅れてしまい、セカンドフライを打ち上げてしまった。
結局、セカンドのエラーで出塁したけど、悔しい打席だった。


守備の方は、今日は9イニングで、ファーストフライが4つも飛んできた。
最初は「捕れるかにゃ・・・」とドキドキしながら捕ってたけど、後半は「またフライかよっ!」と思える余裕もあり、4つとも捕球できて良かった。
悪送球も2つやって来たが、2つともカバーしてアウトにできて良かった。
しかし、ゴロは3つ転がってきたけど、2つしかアウトにできなかった。
エラーはつかなかったけど、1・2塁間の打球を雑な捕り方をして抜かれてしまい、ライト前ヒットにしてしまった。


試合は、11対10で辛勝した。
俺の今日の成績は、打撃は3打数1安打1打点2四球(バントミス1打席)、守備はエラー0(でも本質的にはエラー1)だった。
あと、アウトにはならかったけど、走塁でもミスしたな。
あと、飛び出したランナーを3塁で刺し損ねたな。
うーん、まだまだ課題は多いにゃー。


と思ってたら、ツジムラが試合後、俺に寄ってきて言った。
「大活躍でしたね! 今日のMVPはアワヤさんですよ!」と、満面の笑みで握手してくれた。
ミムさんも、「今日はおまえに無限の可能性を感じたぜっ!」などと、気持ち悪いことを言ってた。
おかしいにゃー。
自己採点では30点くらいなんだけどにゃー。


と言うわけで、今年の九山は終わった。
医学部の大会の公式戦では初めて1試合にフルで出たのだが、率直に言って、めちゃくちゃ楽しかった。
また試合に出られるよう、今日見つけた新たな課題を乗り越えていこう。
おっけーおっけー!
その後、夜はビアガーデンで打ち上げをして、カラオケで歌って、もう1泊した。