あわにゃん日記

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伝えなければならない人たち

今日は部活も何もない日。
と言うわけで、家で独りで「原級」という二文字と穏やかに向き合って過ごした。


夕方になり、野球部後輩のナカマタが来た。
野球部の新歓用のCD-Rと、卒業生にプレゼント用のデジカメ写真集を取りに来てもらったのだ。
そして、ナカマタとメシを食いに行き、帰宅した。


帰宅して、また独りで過ごした。
そう言えば、こないだまでは元気だった携帯電話が、2日間、何の仕事も与えられずに沈黙を続けている。
みんな、俺に気を遣ってくれてるのかな。
だはー。


「全く落ち込んでいない」と言えば嘘になるが、俺はあまりいつもと変わらない。
自分の将来に不安はないし、留年して辛いこともあれば楽しいこともあるだろうし、留年をマイナスのままにするかプラスに変えられるかは自分次第だとも思うし、そして自分はプラスに変える力があると思うし、そもそも留年は完全に自業自得なので、落ち込む要素はない。
ただ一つを除いては・・・。


それは、親という存在。
まだ俺は、その最も伝えなければならない人たちに、留年の事実を伝えていない。
最も伝えなければならない人たちは、最も悲しむ人たちでもある。
最も不安を感じる人たちでもある。
最も辛さを感じる人たちでもある。
だから、最も伝えにくい人たちである。


そのことを考えると、頭が重くなる。
そして、俺は今夜、旅の支度を始めた・・・。