あわにゃん日記

はてなダイアリーサービス終了に伴い、はてなブログに引っ越しました。

読者感謝祭

今日はパチンコに行かなかった。
飲み会があるためだ。
昨日も少し触れたが、その飲み会とは、これまで俺が経験したことのない類の飲み会である。


それは先日、俺が1学年下の野球部後輩のナカマタに「俺、留年濃厚だから、そろそろおまえの学年の人を紹介してよ!」と、冗談半分で言ったことから始まった。
ナカマタは、「アワヤさん結構有名ですよ。ウチの学年、あわにゃん日記の読者いますから。じゃあ、まずは日記の読者から攻めますか!」と乗ってきた。


ほほー!
この日記の読者が1学年下にもいるのかー!
よし、まずはそこから交流していくのにゃー!
おっけーおっけー!


そして、今日の日を迎えた。
夕方5時頃にナカマタがやって来て、部屋の片付けなどの準備をした。
聞くところによると、今日は6人くらい来るとのこと。
ざっけんな!
そんなに読者がいるのかよ!


一気に不安になった。
俺は、彼らを楽しませることができるのだろうか。
日記では面白い人に映ってるのかもしれないが、実際の俺に会うと、イメージとのギャップでガッカリさせてしまうのではないだろうか・・・。
つぁはぁ〜。


とりあえず、1人だけ迎えに行かなくてはならない人がいるとのことで、夕方6時、ナカマタを助手席に乗せ、マツクマくん(クマちゃん)という人をを迎えに行った。
しかも、他の人には「今日はあわにゃんと飲むよ」と言ってあるが、マツクマくんにだけはドッキリで言っていないらしい。


マツクマくんの家に着き、彼が出てくるのを待った。
30秒後、出てきたマツクマくんは、迎えに来てると思い込んでいるナカマタの車ではなく、見知らぬ俺の車に目を丸くしていた。
俺が窓から顔を出し、「どうぞー!」と言うと、彼は「あ、すみません。失礼します」と恐縮して乗り込んできた。


俺が誰か知らないようだったので、「紹介遅れました。あわにゃんと申します」と自己紹介した。
すると、マツクマくんは一気にハイテンションになり、「えええぇぇぇっっ!? うwっぁうぇbvあ、い、いつも日記読ませていただいてます!」と超ビックリしていた。
その後しばらくして、「昨日のあわにゃん日記に書いてあった『不思議な飲み会』って、このことだったのかー! まさか自分も参加するなんて!」と、興奮していた。
ぷぷぷっ!


夕方6時10分、3人で俺んちに戻り、6時半にやって来る人たちを待った。
マツクマくんとは今日初めて会ったばかりなので、ナカマタを介して当たり障りのない会話をして過ごした。
それは、ひょんな事から、俺がナカマタに「ざっけんな!」と言ったときだった。
俺とナカマタの会話の中で、「ざっけんな!」なんて言葉は3分に一度は必ず出てくるくらいの、ありふれた言葉だ。
それに、マツクマくんがすごい反応を示したのだ。


「ああぁぁぁぁ!! 遂に聞けた! あ、あわにゃんさんの、生『ざっけんな!』だぁぁぁ! 感動です!」と、彼はめちゃくちゃ興奮していた。
ぷぷぷっ!
マツクマくんの興奮っぷりを見て、俺とナカマタは笑いが止まらなかった。
ざっけんな!
今日のスタートラインはそのレベルなのかよ!


6時半になり、お客さんがやってきた。
最初にやって来たのは、同じアパートに住んでいるユイユイちゃんだった。
ユイユイちゃんも、マツクマくんと同様、俺の生「ざっけんな!」に興奮していた。
ぷぷぷっ!


聞くところによると、なんと、彼女のお母さんのかつみさん(52歳)も、俺の日記の愛読者らしい。
ざっけんな!
親子ぐるみかよ!


ユイユイちゃんは、興奮して俺と写メールを撮り、お母さんに送信していた。
すると、しばらくして、お母さんからの返事がやって来た。
「きゃー! この方が、あの、あわにゃん様ですか!!」と。
ざっけんな、かつみ!
俺を「ヨン様」みたいに呼んでんじゃねーよ!


その後、人が続々とやって来た。
ピンポンが鳴るたび、俺が玄関のドアを開け、「ざっけんな! 来るのおせーんだよ!」と言って迎えた。
すると、みんな超興奮して、「これが本物の『ざっけんな』かぁ!」だの「うわー! マジで感動です!」などと言っていた。
そのリアクションを部屋にいる人たちと楽しんだ。
めちゃくちゃ楽しかった。
だはー。


後から来たのは、ヒラタくん(司令)ナリタくん(ナリケン)スズキくん(シゲ氏)
みんな初めて会う人なのに、みんな俺のことを何でも知っていた。
芸能人ってこういう気持ちだろうな、というのが何か分かった。
ざっけんな!
いったい誰なんだよ、おまえら!


彼らは勝手に「質問タイムー!」とか盛り上がり、1人ずつ俺に質問をしてきた。
彼らの知る事への欲求はとどまることを知らず、質問は3周くらいずっと続いた。
ざっけんな!
サユリって誰ですか?」とか聞いてんじゃねーよ!


読者同士で、「どれだけ日記を読んでいるか」みたいな争いもあった。
「おまえ、カレンさん知らないの?」だの「若双葉も知らないのかよ!」だの知識をひけらかしたり、「くっそー! それは何月何日の日記に書いてあったんだぁ〜!」だの悔しがったりしていた。
まるで、試験直前の知識の比べっこみたいだった。
ざっけんな!
俺の日記はガイトンかよ!


ガイトン(生理学の教科書)で思い出したけど、今日来たナリタくんは、彼らの学年で超優秀な人らしい。
俺は日本語版でも読むのに四苦八苦だったけど、彼は英語版のガイトンを読んでいたらしい。
そして、これまで2年間で、1つの再試にも引っかかったことがないらしい。
俺の日記を楽しむなんて、腐りかけた人ばっかりだと思っていたので驚いた。
ざっけんな!
そんな優秀な奴が、俺の日記のどこに楽しみを見出してるんだよ!


その後、ムラシマくん(ムラッシー)と、名前だけは知っていたテンジンバヤシさん(テソジソ)という2人もやって来た。
この2人は日記の読者でも何でもないらしい。
ざっけんな!
日記の読者じゃなかったら、俺なんてただの頭おかしい奴じゃねーか!


まだまだ書き足りないけど、とにかく今日は楽しかった。
これまでの大学生活の飲み会の中で、トップクラスの楽しさだった。
読者たちは、「どうやって、あわにゃんさんと接点を持とうか悩んでいたんで、今日は夢みたいでした!」だの、「これで、明日から正しい発音で日記が読めます!」だの、「あわにゃんさんがもっと身近になりました!」だの言っていた。
日記を読んでいない2人も、「これから、日記読み始めます!」などと言っていた。
だはー。


そして、深夜1時過ぎ、飲み会はお開きとなった。
飲み会前は、「盛り上がらずに2時間ぐらいで終わるんじゃねえかな」と思っていたが、読者がいい人ばかりで、とても盛り上げてくれた。
今日来てくれた人たちのことが、みんな大好きになった。
やっぱ、俺の日記を楽しいと感じてくれてる人とは、波長が合うにゃー。
みんな「あわにゃんさん」って呼んでたけど、「あわにゃん」でいいんだよ!
「にゃん」は敬称も兼ねてるし!
だはー。


楽しかったから、また飲もうにゃー!
でも、これだけ楽しいのは今夜くらいだろにゃー。
きっとそのうち、「ざっけんな!」や「○○にゃー」などのあわにゃん言葉にも飽きられるんだろにゃー。
野球部や今の学年がそうであったように・・・。
って、ざっけんな!!