あわにゃん日記

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ジャパネットたかた

家の中で俺は、ほとんどテレビかパソコンの前にいる。
今日はテレビの話をしよう。


俺みたいに昼夜逆転している人間は、地上波だけでは満足できない。
一番活動的な時間帯に、地上波は放送終了してしまっているからだ。
そんな俺は、SKY PerfecTV!に加入している。


スカパーでは、現在16の有料チャンネルと契約している。
16個もチャンネルがあったら大丈夫かと思いきや、それでも楽しい番組が無いときがある。
そういうときは、俺は無料放送の「242チャンネル」を見ている。
そのチャンネルとは、24時間「ジャパネットたかた」の通販番組を放送しているチャンネルである。


今夜、久々に見た。
最近は塚本くんばっかりだけど、今日は新春特番みたいな感じで、久々に高田社長が出ていた。
高田社長は、相変わらず、長崎訛りのかん高い声で商品を紹介していた。


「しぃいいでぃいいああああるだぶりゅぅううー!」
「にぃじゅうきゅぅぅぅまんはぁっせんえん!」
「よぉぉぉんじゅうにがたぁのぷぅらぁずまぁてれびぃ!」


ぷぷぷっ!
あんた、どんな声出してんだよ!
声が高すぎるんだよ!
耳がキンキンするじゃねーか!
ざっけんな!


そんな高田社長だけど、彼は商売人として超一流である。
父親から受け継いだ小さなカメラ屋を、ラジオ・テレビ・インターネット・CS放送を駆使して、年商700億の大企業にした男である。
そんな高田社長の座右の銘は、「人は人のために生きてこそ人」らしい。


他のテレビショッピングなんかを見ると、計算され尽くしていて、無機的な印象を受ける。
でも、高田社長にはそれを感じない。
彼の商品紹介の最大の魅力は、「温かさがある」ということだろう。
自社の利益のためだけではなく、客のためにいかに役に立てるかということを追い求めているからこそ、そのような温かさが出るのだと思う。


それは「できるだけ分かりやすく、自分の言葉で伝えよう」として現れるかん高い声や長崎訛り、
顧客名簿流出事件のときの真摯な態度、
「株主のためではなく、お客さんのために仕事をしたい」として株式公開しない方針などにも現れている。


俺の高田社長の一番大きなイメージは「長崎訛りのかん高い声のおっさん」だけど、
もう一つのイメージは、「有能でかつ素敵な商売人」である。
まだ商品を買ったことはないけど、いつかは何か買ってもいいかなと思っている。
だはー。