あわにゃん日記

はてなダイアリーサービス終了に伴い、はてなブログに引っ越しました。

NHK

今日は大晦日
俺は元旦は嫌いだが、大晦日は好きだ。
何もかも終わりゆく退廃的な感じがたまらない。
だはー。


今日は溜まっていた日記を書き、夕方からビールを飲みながらずっとテレビを見た。
レコード大賞紅白歌合戦K-1、PRIDEを、チャンネルをコロコロ変えながら見た。
氣志團が歌ってるときの紅白が、俺的には一番面白かった。


「なんだ、次は氣志團かー」なんて思ってチャンネルを変えようとしたら、氣志團はPRIDE風の演出で登場してきて、俺の興味を引いた。
ぷぷぷっ!
天下のNHK様が、民放の裏番組のパロディーかよ!
ざっけんな!


バックダンサーには、ボビー・オロゴン役と思われる目ん玉が飛び出した黒人や、小川直也役や吉田秀彦役の人たちなんかもいて、面白かった。
「お、曙役もいたぜ!」なんて笑いながら見てたら、その曙役は突然ステージ上でカエルのような体勢でうつぶせに倒れた。
ぷぷぷっ!
一昨年のカエルKOシーンかよ!
ざっけんな!
おもしろすぎじゃねーか!
何がおもしろいって、NHKがこれをやってるとこがおもしれえ!
はっはっは!


一番面白かったのは紅白の曙だったけど、俺が一番長時間見た番組は別だった。
それは、なんと教育テレビ。
零式艦上戦闘機、いわゆる「ゼロ戦」にスポットを当てた番組だった。


ゼロ戦は太平洋戦争初期において、無類の強さを誇った戦闘機である。
徹底的な軽量化による機敏な動きが、ゼロ戦の強さの秘訣だった。
だが、その後、無傷のゼロ戦の捕獲に成功したアメリカ軍に複製され、徹底的に研究される。
そして、高速急降下できないという弱点を見出され、そこを突いた米軍機によってゼロ戦は機銃の雨を浴びるようになる。


元々、ゼロ戦は徹底的な軽量化を目指して作られたため、防御力は皆無であった。
こうして、太平洋でのゼロ戦の優位性は消えてく。
防弾ガラスや消火装置などの防御力を兼ね備えた後継機を作るべきだと設計者たちに進言されるも、軍部は「大和魂に防御は要らない」との方針。
結局、ゼロ戦の後継機開発が遅れ、制空権を失った日本は敗戦への一途を辿る・・・。


とても面白い番組だった。
晦日に教育テレビに夢中になるなんて、俺くらいかにゃー。
って、ざっけんな!


紅白の曙とゼロ戦、今日はNHKに楽しませてもらったな。
受信料ちゃんと払ってて良かったにゃー。
だはー。