あわにゃん日記

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忘・忘年会

今日は昼過ぎに起きた。
ダラダラとテレビを見て、夕方まで過ごした。


夕方5時になり、風呂に入った。
俺が風呂に入るということは、今日は外出するということである。
今日は夜7時から、宮崎市内で野球部忘年会があるのだ。
久しぶりの飲み会だから、結構楽しみだったりする。


夕方5時半に風呂から上がり、ミヨシの電話を待った。
宮崎市での飲み会には、いつからか自然とミヨシと一緒に行くことに決まっている。
ミヨシがイシベの車を市内までの交通手段として用意してくれ、「○分後にアワちゃんちの前にイシベが来るよー」といつも俺に電話をくれる。


今日も、その電話を待っていた。
だが、掛かってこない。
少し心配になって、メールしてみた。
でも、返事がない。
もっと心配になって、電話してみた。
でも、繋がらない。
ざっけんな!
あいつ、寝てるか忘れてるかのどっちかじゃねーか!


時計を見ると、もう夕方6時。
忘年会シーズンのこの時期は、1時間前に家を出なきゃ間に合わない気がした。
今からタクシーを呼んで1人で向かえば、ギリギリ間に合うかな。
うーん、ミヨシをほったらかしでいいものか・・・。


1人で忘年会の会場に行ったときのことを想像してみた。
必ず、こう聞かれるに違いない。
「アワヤさん、1人っすか? あれ、ミヨシさんは?」と。
「あいつ電話に出ないんだよ。寝てるか忘れてるかのどっちかだにゃー」と言ったところで、きっと納得してもらえない。
「なんで連れてこないんすか!」と怒られるに決まっている。
そう、俺とミヨシは、2人揃ってやっと1人として数えてもらえるのだ。


ミヨシと連絡を取るには、戦国時代を経由するしかない。
もはや俺のパソコンからは戦国時代に行けない今、どうするべきか・・・。
ん!?
イシベ!?


イシベのケータイが繋がるわけはないので、俺はイシベの家に走った。
ミヨシの家は遠いけど、イシベの家は目と鼻の先だ。
出てきてくれることを祈って、特殊なピンポンの押し方をした。
が、出て来ない。
これで万事休すか!?


と思ったら、普通に玄関のカギが開いていた。
なぬっ!
イシベの家がオープン状態なんて、こんなことがあっていいのか!
驚いている場合じゃないので、そのまま部屋に乱入した。
すると、パソコンの前に座り、戦国時代で遊ぶイシベがいた。
イシベは突然の訪問者に目を丸くしていた。


「あのさ、戦国時代にミヨシいる? 今日、7時から忘年会なんだけど、連絡取れないんだよ!」と、息を切らしたまま聞いてみた。
「ミヨシ? ずっと戦国時代にいるよ。7時から野球部忘年会なの? 7時からミヨシとメシ食う約束してるよ」とイシベは笑った。
ざっけんな!
あいつ完全に忘年会のこと忘れてるじゃねーか!


イシベのパソコンの戦国時代を経由し、やっとのことでミヨシと連絡が取れた。
しかし、時すでに6時半。
遅刻は確実だ。
イシベに送ってもらえればすぐに出発できたんだけど、イシベは戦国時代で抜け出せない状況みたいなので諦めた。
俺もかつて戦国時代の住人だったので、抜け出せないのは痛いほどよく分かる。


と言うわけで、急いでタクシーを呼び寄せ、ミヨシ宅経由で忘年会に向かった。
顧問の教授もいらっしゃってるのに、30分も遅刻し、かなりのひんしゅくを買った。
つぁはぁ〜。
すみません・・・。


やっぱ、俺とミヨシは廃人だなって、今日改めて思った。
これまで何度も告知されてきたのに、それでも忘年会を忘れるミヨシは廃人だ。
いつもミヨシに頼りっきりで、時間ギリギリになるまで焦らなかった俺も廃人だ。
電話もメールも通じないミヨシは廃人で、それでも連絡を取れた俺も廃人だ。
ついでに、イシベも廃人だ。
だはー。


遅れて行った忘年会だが、とても楽しかった。
特に、6年のオオミヤさんとたくさん話せて楽しかった。
オオミヤさん、3次会ごちそうさまでした!
かなり酔っぱらってたけど、ちゃんと覚えてます!
今度から「豆にゃん」って呼んでくれていいです!
だはー。