あわにゃん日記

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学祭1日目

今日は学祭初日。
ソーケンさんから変なメールが来て、朝3時半に起きた。
そこからずっと朝まで起きていた。


朝10時にミヨシが迎えに来た。
「アワちゃん、早く! 学校行くよっ!」といつになく元気なミヨシは、ジーンズのチャックが全開だった。
思わず教えてあげそうになったが、ミヨシクラスの男が閉め忘れなんてあるわけない。
これはきっと意図的なものに違いない。
ミヨシは今日の学祭に向けて、やる気全開なのだ。
「チャック開いてるよ」なんて野暮なことは、俺は絶対口にしてはならないのだ。
そう思って黙っておいた。
だはー。


全開のミヨシと一緒に学校へ行った。
取りあえず俺たちは腹が減ってるので、出店を回る。
何を食おうかと考える間もなく、「アワヤさーん、買ってくださーい!」などと女の子に言われ、反射的に財布を取り出している自分がいた。
って、いいカモじゃねーか!
ざっけんな!


腹ごしらえをして、ミスキャン企画の話し合い。
最終確認をして本番に備える。
おっけーおっけー!


その後、ミスキャンが始まる昼2時半まで、しばらく野球部タコヤキ屋の前で軽くビールを飲みながらマッタリしていた。
すると、野球部マネージャーのオオグシに「あわにゃーん、お化け屋敷行こうよー」と誘われたので、2人でお化け屋敷へ。
やっぱ、女の子と2人で行くお化け屋敷は、とても楽しいにゃー。
だははははははは。


そして、昼2時半、ミスキャンが始まった。
俺は盛り上げ役のサクラという使命を帯びていたので、観客席から見守った。
だが、6年生の先輩たちが、俺らの期待以上に盛り上げてくれて、俺は全く必要ない感じだった。
さすが、6年生だにゃー!
ありがたいにゃー!


特に、俺は個人的にオオミヤさんが面白かった。
彼は、ミスキャンパスの賞金が2万円のところを、ポケットマネーで1万円を上乗せしていた。
また、何か起こるたびに、「これって胴上げものじゃねえ?」とか言って、満面の笑みで何度も女の子を胴上げしていた。
また、巨乳の女の子なんかが出てくると、はしゃいでおっぱいダンスをしていた。
観客席にいた俺とカトーは、そんなオオミヤさんを見ながら、「オオミヤ、あいつ超バカだし!」とか言って、腹がよじれるぐらい笑った。
やっぱスゲーな、オオミヤさんは。


司会のミヨシも、全開で頑張っていた。
だが、ウケるのはアドリブのところだけで、台本を書いたところはことごとくスベっていた。
ざっけんな!
だから言ったじゃねーか!
おまえに台本は必要ないって!
だはー。


こんな感じで、ミスキャンは6年生のおかげで大成功に終わった。
結局、ミスキャンパスには、我が野球部のオオグシが選ばれた。
って、俺はミスキャンパスと2人っきりでお化け屋敷に行ったことになるんだな。
萌え〜!


そんな感じで、今日の学祭は終わった。
全開のミヨシと2人で夕食を食べ、帰宅して眠った。
明日は飲むぞー!
だはー。