あわにゃん日記

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幼い頃の思い出

今日はクリスマスイブ。
特に何の予定もない廃人の俺は、1人で家にずっといた。
パソコンでゲームしたり、大好きなナインティナインのテレビ番組などを見て過ごした。
独り身の25歳にとっては、何の変哲もない1日だった。


ところで、毎年クリスマスイブを迎えると、必ず俺は幼い頃を思い出す・・・。


クリスマスイブの夜は、いつもより少しだけ豪華な料理が食卓を飾った。
食卓の傍らには、クリスマスツリーのカラフルな電飾がまぶしく光っていた。
俺と妹は、赤い厚紙でできた円錐形の帽子をかぶり、ワイワイ騒ぎながら食事をする。
そして、楽しい食事のあとは、もっと楽しみだったケーキが出てくる。
「妹のケーキの方が大きい」だの文句を言いつつも、楽しくケーキを食べる。
その後、テレビを見たりして、あっという間に楽しい夜は更けていく。


そして、寝る時間になる。
サンタクロースが入ってこれるようにと、俺は寝室の窓のカギを開けておく。
布団に入るが、「今夜はサンタさんが来る」と思うと、興奮してなかなか眠れない。
「今年もちゃんとサンタさん来てくれるかな?」だの「おまえは何をお願いしたの?」などと妹と話しながら、いつの間にか眠る。


次の朝、少し早く目覚める。
俺はすぐに、きれいに包装されて大きなリボンがついた、サンタクロースからの贈り物を見つける。
そして、「今年もサンタさんが来てくれた!」という、この上ない喜びに包まれる。
しかし、時計を見ると、まだ朝6時。
プレゼントを早く開けたいけど、まだ親は寝てるし、騒ぐと怒られる。
だから、胸がドキドキしたまま、親が起きる時間まで布団の中でじっと待つ。


やっとのことで起きた親に、「今年もサンタさんが来たよ!」と自慢する。
そして、ドキドキしながらプレゼントを開ける。
すると、ちゃんと俺が欲しかったものが入っている。
親か妹にしか欲しいものを教えてなかったのに、なぜサンタさんは分かったんだろう?
それはずっと謎だったけど、とにかく嬉しかった。
そして、そんなクリスマスが、とても幸せだった。


あれから、20年近くの時が過ぎた。
いつの間にか俺は大人になり、恋人と2人で過ごす幸せなクリスマスもあれば、友達とワイワイ騒ぐ楽しいクリスマスもあった。
しかし、幼い頃のクリスマスに勝るものはない。
サンタクロースが訪れていた、あの頃のクリスマスに・・・。












どう?
心温まったでしょ?
そして、この心温まる文章が、俺から読者のみんなへのクリスマスプレゼントみたいな。
ん?
勘違い?
最後のこの段落で台無し?
・・・ざっけんなー!